こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、東京からバイクでツーリングしてきた千葉県粟又の滝について紹介したいと思います。粟又の滝は、夷隅川の支流である粟又川にかかる落差約30メートルの滝で、養老渓谷の中でも最も美しいと言われる滝です。滝壺からは水しぶきが上がり、周囲には緑豊かな自然が広がります。夏には涼しげな風景を楽しめますし、秋には紅葉も見られます。そんな粟又の滝へのバイクツーリングの様子をお伝えします。
粟又の滝とは
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粟又の滝は、千葉県夷隅郡大多喜町にある養老渓谷内にある滝です。養老渓谷は、夷隅川とその支流が刻んだ渓谷で、大小さまざまな滝や岩肌が見られます。その中でも粟又の滝は、落差約30メートル、幅約10メートルの迫力ある滝で、日本の滝百選にも選ばれています。滝壺からは水しぶきが上がり、虹がかかることもあります。周囲にはモミジやカエデなどの樹木が茂り、夏には緑に包まれ、秋には紅葉に彩られます。滝の近くには展望台や遊歩道も整備されています。
粟又の滝の名前の由来は、昔この地に住んでいた粟又氏という武士団にちなんでいます。粟又氏は戦国時代に北条氏や里見氏などと争ったと言われていますが、詳しいことは分かっていません。現在は城跡や墓所が残っています。
粟又の滝までの経路
今回は、東京都心部から出発して、水天宮通りと隅田川大橋を経由して首都高速9号深川線に入りました。首都高速9号深川線から首都高速湾岸線に乗り換えて東京湾アクアラインを渡りました。東京湾アクアラインは海上部と海底部からなる全長約15キロメートルの道路で、海上部では東京湾や富士山などの景色を楽しめますし、海底部ではトンネル内で音楽や光の演出があります。東京湾アクアラインを抜けた後は千葉区間(首都圏中央連絡自動車道)に入りました。千葉区間では木更津東ICで下りました。木更津東ICからは国道410号と県道32号を経由して清澄養老ライン(県道81号)に入りました。清澄養老ラインから県道178号に入って粟又の滝まで走りました。
全体的には快適な走行でしたが、首都高速や東京湾アクアラインでは渋滞に巻き込まれる可能性もありますし、県道178号では路面の状態やすれ違いに気を付ける必要があります。また、冬期は通行止めになることもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
粟又の滝の見どころ
粟又の滝には、自然や景色を楽しめるスポットがたくさんあります。私が訪れた時は、夏の終わりでしたが、まだ緑が鮮やかでした。滝の水量も多く、水しぶきが涼しげでした。滝の近くには展望台や遊歩道がありますので、滝を様々な角度から見ることができます。展望台からは滝全体を見渡せますし、遊歩道からは滝壺に近づけます。滝壺に近づくと、水しぶきが顔にかかりますが、それもまた爽快です。滝の音や水の流れに耳を傾けると、心が癒されます。
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粟又の滝の周辺には、他にも見どころがあります。例えば、粟又の滝から約1キロメートルほど下流にある養老渓谷公園です。ここでは、養老渓谷の自然を散策したり、バーベキューやキャンプを楽しんだりできます。また、養老渓谷公園から約2キロメートルほど上流にある養老渓谷自然休養林です。ここでは、森林浴やハイキングを楽しんだり、小さな滝や渓流を見たりできます。さらに、粟又の滝から約3キロメートルほど離れた場所にある大多喜城です。大多喜城は戦国時代に里見氏が築いた山城で、現在は復元された天守閣や資料館があります。歴史好きなら必見です。
粟又の滝のバイク駐車場
粟又の滝には、粟又の滝展望台 無料駐車という駐車場があります。ここは無料で利用できます。約30台分のスペースがありますが、週末や祝日には混雑することもあります。私は平日に行ったので、すんなりと停めることができました。
バイクを停める際に注意する点は、路面の状態です。
まとめ
今回は、東京からバイクでツーリングしてきた千葉県粟又の滝について紹介しました。粟又の滝は、養老渓谷の中でも最も美しいと言われる滝で、冬桜と紅葉が同時に見られる全国でも珍しいスポットです。滝の水しぶきや水の流れに癒されますし、周辺には他にも自然や歴史を楽しめるスポットがあります。私は愛車のハーレーダビットソン FLSBスポーツグライドで行きましたが、快適に走れました。粟又の滝は、バイクツーリングにおすすめのスポットです。
英語:Awamata Falls