こんにちは、_hiroyuki.taです。
インスタグラムや色々なメディアでも取り上げられる千葉県 富津岬。
今回は、東京都心部からハーレー スポーツグライド(FLSB)で富津岬までツーリングしてきました。富津岬とはどんなところなのか、どうやって行ったのか、どんな魅力があるのか、バイク駐車場はどこにあるのか、周辺のツーリング情報はどうなのか、などをお伝えします。
富津岬とは
富津岬は、千葉県富津市にある東京湾に突き出した岬です。南房総国定公園に指定されており、自然豊かな景勝地として知られています。岬の先端には明治百年記念展望台があり、そこからは東京湾や対岸の横須賀市、天気が良ければ富士山も見えます。また、岬の周辺には戦時中に造られた海堡や砲台などの遺構も残っており、歴史的に興味深い場所でもあります。
千葉県 富津岬といえば明治百年記念展望塔をイメージする人もいるのではないでしょうか。
浜崎あゆみが音楽のプロモーション撮影とした場所としても有名なスポットです。
最近ではインスタグラムで魅力あるスポットとして紹介され多くの人が訪れる観光スポットとなりました。
多くのバイク好き、車好きが愛車にのって記念写真を撮影する姿は同志としては微笑ましく思えます。
富津岬までの経路
- 1東京都心部から首都高速湾岸線を経由し川島浮島JCT-浮島ICで東京アクアラインに入る
- 2東京アクアラインを進み、木更津JCTで館山自動車道を立山方面へ進む
- 3木更津JCTで国道16号方面の標識に従い国道16号に入る。(富津岬や君津市街の表示あり)
- 4県道255との交差点を右折し直進すると1.4Kmほど進んだところが富津岬
今回は東京都心部から出発しました。まずは首都高速道路を利用して東京湾アクアラインに入ります。アクアラインは海上に架かる約15kmの橋と海底に潜る約10kmのトンネルで構成された高速道路で、東京湾を横断することができます。途中には海ほたるという人工島があり、そこで休憩することもできます。海ほたるから見る東京湾の景色は圧巻です。
アクアラインを千葉方面で降りたら、館山自動車道に入ります。館山自動車道は房総半島を南北に走る高速道路で、途中にはいくつかのインターチェンジやサービスエリアがあります。今回は木更津南インターチェンジで降りました。そこから国道16号線を富津方面に向かいます。国道16号線は比較的交通量が少なく、時折海を見ながら走ることができます。
国道16号線をしばらく走ったら、左手に富津公園の看板が見えてきます。そこを左折して富津公園内に入ります。公園内は遊歩道や運動広場、ジャンボプールなどの施設がありますが、目指すのは一番奥にある明治百年記念展望台です。展望台までは約3kmほどの距離がありますが、道幅も広くカーブも少ないので快適に走れます。
展望台近くに着くと右手にバイク駐車場があります。そこにバイクを停めて展望台へ向かいます。
富津岬の見どころ・魅力
富津岬の見どころと魅力はどんな内容だったのでしょうか。
早速紹介したいと思います
明治百年記念展望塔はインスタ映えスポット
富津岬の一番の見どころはやはり明治百年記念展望台です。展望台は五葉松をモチーフにした特徴的なデザインで、高さは約30mあります。展望台には無料で登ることができますが、階段が多いので体力に自信のない方は注意してください。展望台の最上部には展望室があり、そこからは富津岬の全景を見渡すことができます。東京湾に浮かぶ大型船や対岸の横須賀市、天気が良ければ富士山も見えます。
最近ではインスタグラムなどのSNSで明治百年記念展望台とバイクや車を撮影した画像が投稿されることも多く、インスタ映えすると話題になっています。
明治百年記念展望台は映画やモデル撮影もよく行われる
富津岬の明治百年記念展望塔の周辺はモデルの人や芸能人、Youtuberの方も撮影に訪れることが多いので、撮影隊がいると思ったら思わぬ男優・女優さんに出会えるなんてこともあるかも?!
これを目的に訪れるのは、もしかすると目的達成のハードルが高いかもしれませんが釣りのついでや、いい眺めを見るついでにちょっと周りを見渡してみると面白いかもしれませんよ。
浜崎あゆみさんの「Sunrise ~LOVE is ALL~」の撮影場所は、ここ明治百年記念塔でおこなわれました。
富津岬で日本の歴史を感じる
展望台から降りると、砂浜に降りることができます。砂浜からは海堡や砲台などの遺構を見ることができます。海堡は岬の沖合に人工的に造られた要塞で、戦時中に砲台として使われていました。現在では一部が水没していますが、岬から海堡へと続く道が確認できます。砲台は岬の周辺に点在しており、その規模や形状はさまざまです。歴史好きな方には興味深いスポットだと思います。
また、富津岬の歴史は千葉県公式の観光情報サイトには次のように紹介がされいます。
富津岬は、幕末から昭和20年(1945年)の敗戦まで東京湾口は首都を防衛する最前線でした。明治、大正期に出来た海堡が東京湾上にツルのくちばしのように突き出た岬にあります。約5kmの砂浜で形成されています。
千葉県公式 観光物産サイトより引用
戦時中の日本にとって富津岬の存在はとても大きかったと言えます。
現在ではインスタグラムやTwitterといった各SNSの普及によって親しまれる観光スポットとなりましたが時代の移ろいを感じることもできる場所ですね。
富津岬のバイク駐車場
富津岬のバイク駐車場は展望台近くの駐車場にあります。駐車場は無料で利用できますが、休日や天気の良い日には多くのライダーや観光客が訪れるため、混雑することもあります。バイク駐車場は写真手前の広場にあります。トイレも併設されていますので、安心です。
富津岬周辺のツーリング情報
富津岬周辺には他にもツーリングスポットがたくさんあります。例えば、富津公園内にある中の島展望塔です。中の島展望塔は戦時中に試験射撃が行われていた場所で、現在では展望台として利用できます。展望台からは東京湾や海堡を見ることができます。中の島展望塔までは駐車場から少し歩かなければなりませんが、歴史的な雰囲気を感じることができます。
また、富津岬から南下すると千葉県南部の房総半島に入ります。房総半島には海岸沿いや山間部に多くのツーリングスポットがあります。例えば、鋸山や白浜海岸、野島埼灯台や九十九里浜などです。房総半島では海や山や田園風景を楽しみながら走ることができます。
富津岬周辺をツーリングした際の記事も紹介させていただくので皆様のツーリングプランの計画に役に立てていただけたら嬉しいです。
海ほたる
海ほたるは、1997年に開通した東京湾アクアラインの途中にあるパーキングエリアでグルメや展望台からの東京湾の眺めを楽しむことができます。東京都心部から富津岬へ向かう途中のアクアラインで立ち寄ることができるので目的地の一つに入れてみてはいかがでしょうか。筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
九十九里浜・九十九里ビーチライン
九十九里浜は、日本有数の砂浜とサーフィンのメッカとして知られる場所で夏場は海水浴客で賑わいます。富津岬からは少し離れていますが、千葉県のツーリングプランの候補地の一つとして入れられてはいかがでしょうか。筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
千葉フォルニア
インスタ映えで有名な千葉フォルニアです。
日本らしくない景色が車やバイク好きには嬉しい写真映えする景観を作り出しています。筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
鋸山
鋸山は、房総半島の南端に位置する標高329.5メートルの山で、日本寺や地獄のぞきなどの観光スポットがあります。こちらも筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
内房なぎさライン
内房なぎさラインは、千葉県の美しい海岸沿いを走る道路です。清々しい海の風や景色を楽しむことができるスポットとして、多くのツーリングライダーやドライブ愛好者に愛されています。ここも筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
保田小学校
廃校となった小学校を転用した施設で、直売所や飲食店、宿泊所、日帰り浴場などがあります。千葉県の特産品や地元のグルメを楽しめるだけでなく、ノスタルジーな場所としても知られています。東京都心部から富津岬へ行かれた際は南房総の南に向かって内房なぎさラインを走ると立ち寄ることができます。ここへも筆者がツーリングに行った際の情報を記事にまとめたので、参考になればうれしいです。
まとめ
今回は東京都心部からハーレー スポーツグライド(FLSB)で富津岬までツーリングしてきました。富津岬は東京湾を見渡す絶景スポットであり、歴史的な遺構も残っています。
また、千葉の豊かな自然と歴史が多くのスポットを生み出していて、走っていて飽きない場所でした。
以上、_hiroyuki.taでした!次回の旅の記録をお楽しみに!