こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、東京都心部から群馬県沼田市にある「吹割の滝」までバイクでツーリングしてきました。吹割の滝は、高さ7m、幅30mにも及ぶ日本を代表する名瀑で、東洋のナイアガラとも呼ばれています。この記事では、吹割の滝とはどんなところなのか、どんな経路で行ったのか、どんな見どころがあるのか、バイク駐車場はどうなっているのかなどを紹介していきます。
吹割の滝とは
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吹割の滝は、群馬県沼田市利根町追貝に位置し、利根川の支流である片品川が形成した渓谷にあります。この渓谷は凝灰岩や溶結凝灰岩という火山灰が固まった岩石でできており、数本の断層が横切っています。その中の一つが吹割の滝になっており、岩盤が柔らかいところが侵食されて大きく割れたところから水が流れ落ちています。その様子がまるで岩を吹き割ったように見えることから、この名前がつけられました。
吹割の滝は、1936年に国の天然記念物・名勝に指定されました。水量が豊富で飛沫が飛び散る様子は圧巻です。また、季節によって表情を変える滝でもあります。春は新緑が美しく、夏は涼しげな水しぶきが心地よく、秋は紅葉が渓谷を彩り、冬は雪景色や氷柱が見られます。四季折々の自然の魅力を感じることができます。
吹割の滝までの経路
今回は、東京都心部から関越自動車道を利用して吹割の滝まで行きました。愛車のハーレーダビットソン FLSBスポーツグライドで走ると、約2時間半ほどで到着します。途中、関越トンネルや赤城山などを眺めながら快適に走れました。
出発地点は日本橋箱崎町です。ここから首都高速6号線に乗ります。江戸橋JCTで首都高速5号池袋線に入ります。美女木JCTで東京外環自動車道に入ります。大泉JCTで関越自動車道に入ります。沼田ICで下りて国道120号に入ります。そこから約16kmほど走ると吹割の滝に到着します。
吹割の滝の見どころ
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吹割の滝を見るためには、遊歩道を歩いて行く必要があります。遊歩道は約1時間ほどかかりますが、途中には鱒飛の滝や般若岩などの見所があります。
鱒飛の滝は、吹割渓谷の下流部にある滝で、高さ15m、幅6mほどです。昔は鱒がこの滝まで遡上してきましたが、段差が高くて上れなかったということから名付けられました。水しぶきが虹を作ることもあります。
般若岩は、吹割の滝下流の右岸にそそり立つ岩壁で、般若に似た顔が見えることから名付けられました。この岩壁は凝灰岩でできており、断層に沿って硬化した部分が突き出しています。その迫力は圧巻です。
吹割の滝は、遊歩道の途中から見ることができますが、最も近くで見ることができるのは第1観瀑台です。ここからは滝の全景を見渡すことができます。水量が多い時期は水しぶきがかかるほどです。滝の音や水の流れに癒されます。
遊歩道を一周すると、浮島橋に出ます。ここからは吹割の滝を上流から見ることができます。渓谷の景色も美しく、四季折々の風情を楽しめます。
浮島橋を渡ると、浮島観音堂に到着します。ここには日光東照宮の眠り猫などを彫った名匠・左甚五郎作と伝わる浮島如意輪観音が安置されています。この観音像は白木彫りだったものが金箔塗りになって戻ってきたという逸話があります。
吹割の滝のバイク駐車場
吹割の滝周辺には民間の駐車場がいくつかありますが、その中でもバイク駐車場としておすすめなのは「吹割の滝 伽羅苑」です。ここは無料駐車場で、バイク専用スペースもあります。また、商品券やお土産券なども必要ありません。ただし、冬季期間中(12月~3月)は休業しているので注意してください。
他にも有料駐車場や商品券等の交付による駐車場もありますが、料金や条件は施設によって異なります。駐車する際には看板等をよく確認してください。
まとめ
今回は東京都心部から群馬県沼田市にある「吹割の滝」までバイクでツーリングしてきました。吹割の滝は日本を代表する名瀑で、東洋のナイアガラとも呼ばれています。水量が豊富で飛沫が飛び散る様子や季節によって変わる表情は圧巻です。遊歩道を歩いて行くと、鱒飛の滝や般若岩などの見所もあります。バイク駐車場も無料や有料などいろいろありますが、「吹割の滝 伽羅苑」がおすすめです。