【東北観光ツーリング】【福島県】大内宿へバイク旅!ノスタルジーとインスタ映えの一人旅

福島県南会津にある大内宿

田園の中の旧街道沿いに茅葺き民家の街並みが整然と並び郷愁感あふれる魅力のある宿場町です。

福島県 大内宿に訪問したので魅力を紹介していきます。

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大内宿の歴史

大内宿は1643年ごろに、会津城下から数えて3番目の宿駅として整備されました。鶴ヶ城から約20㎞と比較的近い場所にあったため、一時は大名などの宿泊施設「本陣」などが建てられ、活気ある宿場町として発展を遂げた大内宿。

しかし、明治時代に入り、新日光街道(現在の国道121号線)の開通に伴い幹線道路からはずれると、宿場町としては衰退の一途を辿り、農村へと変化。外部との人の往来が遮断され、人々から忘れ去られてしまいました。

「https://thegate12.com/jp/article/176」より引用

大内宿は今となっては福島県の代表的な観光地の一つとなっていますが、その歴史は時代の移ろいや地震活動、戦争の影響を受けて決して順風満帆な歴史を辿ってきているわけではありません。

インスタグラムやSNSで話題になり、多くの観光客や利用客が訪れる大内宿は歴史とノスタルジーを感じられる大切な場所です。

大内宿の見どころと魅力

大内宿は、江戸時代の宿場町の風情を残す観光地です。茅葺き屋根の古民家が並ぶ街並みを歩きながら、ねぎそばや割せんなどの名物グルメを楽しむことができます。また、ちりめんという伝統工芸品や高倉神社という歴史的な神社も見ることができます。街並みの北側にある見晴らし台からは、大内宿全体を一望できます。大内宿は、日本の古き良き時代を感じられる魅力的な場所です。

大内宿の見どころと魅力について詳しく紹介していきます。

茅葺屋根の古民家が整然と並ぶ街並みが素晴らしい

大内宿に到着すると、目に飛び込んでくるのは、茅葺き屋根の古民家が整然と並ぶ街並みです。

この街並みは、江戸時代に会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場町として栄えたもので、明治以降もその姿を残してきました。現在では、観光客や地元住民のためにお土産屋や食事処などに改装されていますが、当時の雰囲気はそのままです。

大内宿の名物グルメ その①「ねぎそば」

街並みを散策しながら、大内宿の名物グルメを味わってみましょう。

一番有名なのは、「ねぎそば」です。これは、長ネギを箸代わりにして食べるそばで、地元産のそば粉100%で作られています。ネギをそのままかじると辛いですが、そばと一緒に食べると意外と合います。

大内宿の名物グルメ その②「割せん」

もう一つの名物グルメは、「割せん」です。これは、炭火で一度焼いた煎餅を割り、秘伝の醤油ダレをたっぷり染み込ませたお煎餅です。醤油一度付け、二度付けのほか、ソース、梅かつお、唐辛子、にんにく、ザラメなどの味があります。私は、山形屋で割せんを買って食べましたが、他にも分家玉屋や大黒屋などで売っています。

大内宿の特産物 「ちりめん」

大内宿の特産品としては、「ちりめん」が有名です。これは、福島県の伝統工芸品で、赤べこや起き上がり小法師などの郷土玩具や野菜や果物、動物などをモチーフにした雑貨です。ちりめんならではの優しい色合いとふんわりとした肌触りが魅力です。

大内宿の守り神 高倉神社

街並みの中央付近にある大きな鳥居をくぐると、高倉神社があります。ここは、第77代後白河天皇の第三皇子・以仁王(高倉宮)を祀った神社で、「大内」という地名も以仁王から賜ったと言われています。以仁王は、平家追討に失敗してこの地に落ち延びて潜行したという伝説があります。神社からは、田園風景や山々を眺めることができます。

大内宿を一望できる見晴台

街並みの北側にある子安観音堂「見晴らし台」からは、大内宿全体を見渡すことができます。階段を登って展望台に行くと、茅葺き屋根の建物が一望できます。白川郷や五箇山などの合掌造りの集落と比べると規模は小さいですが、それでも江戸時代の風情を感じさせる光景です。

大内宿を訪れた感想は

茅葺き民家の街並みが整然と並び郷愁感あふれる魅力を感じることができる場所です。

のんびりと町並みを観光しながら散歩を楽しむも良し、民家の並びの甘味処で美味しいお菓子に舌鼓をうつも良し、美味しいお蕎麦でお腹を満たすも良し。

街道添いにはおもてなしと遊び心を感じられる飾り付けがされています。

個人的な感想ですが季節ごとに訪れて四季折々の大内宿を楽しみたいと感じました。

大内宿のバイク駐車場

引用 https://mctouringadv.net/20220412/ouchijuku/

大内宿には、バイク専用の無料駐輪場があります。

これは、県道131号沿いにある有料駐車場・臨時駐車場から約700m南側に位置しています。大内宿までは徒歩で10分ほどかかりますが、バイクで行く場合はここに停めるしかありません。

周辺の有料駐車場や無料駐車場は四輪専用でバイクは受け入れていません。

私は、このバイク専用駐輪場に停めましたが、結構混雑していました。

特にシーズン時や週末は早めに行かないと空きスペースがないかも。

大内宿はバイクで行ける?

大内宿はバイクで行くことができます。
大内宿の近くにバイク専用駐車場があってシーズンになると警備員の方が駐車場へ誘導してくれます。

バイク以外にも車で訪れる方も多いのでバイクを降ろすまでに多少の渋滞は覚悟しておいた方がいいかもしれません。

駐車料金はかからず無料で止めることができました。

あまりバイクを奥に止めてしまうと、前下がりになっているところがあるのでハーレーのような大きなバイクで訪れる方はハマらないように気をつけてください。

実際にはまってしまって気持ちが高ぶっている方が数名いました。

大内宿の気候

大内宿は奥羽山脈の山々に囲まれた盆地にあり。夏はフェーン現象で暑くなり冬には豪雪となります。

大内宿周辺のツーリング情報

大内宿周辺には福島県の豊かな自然と郷愁あふれる土地柄から多くのツーリングスポットやツーリングロードが存在ます。

大内宿周辺のオススメツーリングについてもご紹介しますので皆様の旅の計画にお役立ていただければ幸いです。

猪苗代湖

福島県にある日本で4番目に大きな湖、猪苗代湖です。
猪苗代湖は、美しい自然や歴史、文化に囲まれた魅力的なスポットでハーレーに乗って猪苗代湖を周遊すると、その魅力を存分に味わえます。
猪苗代湖とはどんなところなのか、過去のツーリング情報とともに紹介していますので、福島県のツーリングスポットをお探しの方は次の記事をチェックしてみてください。

まとめ

今回は、東京からバイクで大内宿へツーリングしてきました。

大内宿は、江戸時代の宿場町の風情を残した歴史的な観光地で、ねぎそばや割せんなどの名物グルメやちりめんなどの特産品が楽しめます。

また、高倉神社や子安観音堂からは、大内宿の街並みや周辺の自然を眺めることができます。バイク駐輪場は、大内宿から少し離れた場所にありますが、無料で利用できます。

私は、このツーリングを通して、日本の伝統文化や歴史に触れることができました。バイクで走ると、道中の景色や気候も感じられて、旅の楽しさが倍増します。

もし、あなたもバイクで大内宿へ行く機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。