こんにちは、_hiroyuki.taです。
関東屈指のツーリングスポットである奥多摩湖
今回は東京都心部からハーレー スポーツグライド(FLSB)で奥多摩湖までツーリングしてきました。
奥多摩湖は東京都の貴重な水源であり、美しい自然に囲まれた人造湖です。奥多摩湖周辺には様々な見どころや観光施設があり、首都圏のオアシスとしても知られています。今回は奥多摩湖とはどんなところなのか、どうやって行くのか、どんな楽しみ方ができるのか奥多摩湖へハーレーで一人旅したときの旅レポートを旅の記録も兼ねて皆様にご紹介したいと思います。
奥多摩湖とは

奥多摩湖(おくたまこ)は正式名称を小河内貯水池(おごうちちょすいち)と言います。
奥多摩湖は、東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村・小菅村に跨る人造湖です。正式名称は「小河内貯水池」といい、東京都水道局が保有・管理する小河内ダムで多摩川上流部を堰き止めて、1957年に完成しました。
貯水容量は約1億9000万立方メートルで、竣工当時は上水道専用貯水池としては世界最大規模の貯水池でした。現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇っています。現在、東京都の水源は利根川水系を主としていますが、渇水時の水瓶として極めて重要な役割を担っています。
奥多摩湖に流入する河川は丹波川(多摩川)、小菅川、峰谷川などで、これらの河川にはコイ科やサケ科などの魚類が棲息しています。また、奥多摩湖周辺の森林は東京水道水源林として水源の森百選に指定されており、スギやヒノキなどの人工林とミズナラやシオジなどの天然林が混在しています。このように奥多摩湖は豊かな自然環境に恵まれており、四季折々の景色を楽しむことができます。
つくられた当時は水道専用貯水池としては世界最大規模の貯水池で現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇ります。
奥多摩湖の魅力・見どころ

グラグラ揺れて大興奮間違い無しの珍しい「ドラム缶橋」や、名物の「ダムカレー」、パワースポットの「小河内神社」があります。
のんびり過ごすであれば「奥多摩湖いこいの路」をのんびり散策をするのも良いでしょう。
豊かな自然の中「カヤック」体験をする事もでき、アクティビティも充実しています。
ダムからの眺めも最高です。
小河内ダム

小河内ダムは奥多摩湖を形成しているダムです。ダム好きの方は寄ってみてはいかがでしょうか。ダム付近には駐車場もありますのでバイクを停められます。ダムを過ぎてさらに奥に進むと奥多摩湖を囲むように道路が続いていきます。
小河内ダム
〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町原
月夜見第一駐車場

奥多摩周遊道路にはいくつか駐車場があるのですが、個人的に景色を観るなら月夜見第一駐車場がオススメです!奥多摩湖を見下ろして、綺麗な山々を眺めることができます。都民の森が混んでいる場合はこちらでゆっくりするのもありですね。ただ、駐車場が砂利になっているのでバイクで奥まで乗り入れる際はご注意を!
月夜見第一駐車場
〒198-0223 東京都西多摩郡奥多摩町 奥多摩周遊道路
都民の森駐車場

奥多摩周遊道路の代表的な休憩ポイントです。トイレや売店、休憩所などが設置されており、ここまで走ってきたバイク乗りの疲れを癒してくれます。売店のカレーパンが人気があるみたいです。店頭で販売されているみとうだんごはかなりオススメですよ!すごく美味しくて意外とボリュームがあるので、もしチャンスがあれば一度は食べてほしいです。真夏日が続く日なんかは熱中症の危険が高まりますので、しっかりと水分補給をして日陰で休憩しましょう。
都民の森駐車場
〒190-0211 東京都西多摩郡檜原村数馬7146
奥多摩湖畔

奥多摩湖畔では散策や釣りなどを楽しむことができます。湖畔に沿って歩くと、水面に映る山々や空の色が美しく感じられます。また、湖畔にはボートやカヌーなどを貸し出す施設もありますので、水上から奥多摩湖を満喫することもできます。釣り好きの方はコイやヘラブナなどを狙ってみてはいかがでしょうか。
ドラム缶橋

奥多摩湖には通称「ドラム缶橋」と呼ばれる橋が2か所あります。湖のほぼ中央にある「麦山浮橋」は小河内神社バス停のすぐ近く、湖の西端にある「留浦浮橋」は留浦バス停下車すぐと、バスでの観光に最適です。
以前は本物のドラム缶で作られた橋だったそうですが、今は樹脂でできたドラム缶風の浮きで作られています。湖面に浮かんでいるのでグラグラ揺れ、子供も大人も大興奮すること間違いなしです。ドラム缶橋から見る奥多摩湖の景色も素晴らしいですよ。
ドラム缶橋
麦山浮橋:
東京都西多摩郡奥多摩町川野/留浦浮橋:東京都西多摩郡奥多摩町留浦
0428-86-2211(東京都水道局・小河内貯水池管理事務所)
※麦山浮橋は、小河内貯水池の水位低下により、2023年3月6日から当面の間通行止め
(水位が回復するまで)。留浦浮橋は通行可能。
奥多摩水と緑のふれあい館

奥多摩湖の玄関口といえる、湖東の一角にある「奥多摩水と緑のふれあい館」。東京都水道局が広報施設として保有しているもので、水と人の生活や、ダムができるまでなどを映像や展示で学ぶことができます。周辺の豊かな自然や奥多摩の歴史・民俗についても知ることができるので、子供と一緒に自由研究のネタ探しに行くのもおすすめですよ。
眺望の良いパノラマレストラン「カタクリの花」では、ドラム缶橋も再現されたダムカレーがイチ押しです。1日限定20食なので、週末はお早めに!奥多摩の名産品を販売する「ブナの森」は、お土産を探すのにぴったり。購入したものは、隣の軽食スペースで食べることもできます。無料で入館できるので、ドライブの休憩がてら立ち寄るのもいいですね。
奥多摩水と緑のふれあい館
東京都西多摩郡奥多摩町原5番地
0428-86-2731
・開館時間:9:30~17:00
・閉館日:水曜(祝日の場合は翌日)、12月28日〜1月4日
・入館料:無料
奥多摩湖いこいの路

先に紹介した奥多摩水と緑のふれあい館から、小河内ダム展望塔を経て徒歩700mのところに「奥多摩湖いこいの路」の入り口があります。小河内ダムから自然公園施設「山のふるさと村」まで、奥多摩湖の東から南に沿って続く約12kmの散策路です。春は新緑、秋は紅葉した木々が湖面に映るのが美しく、その絶景に思わず見入ってしまうほど!
整備されたハイキングコースとはいえ、ゴールを目指すとなると山道を5時間ほど歩くことになるので、歩きやすい靴や服装で訪れるのをおすすめします。体力に自信がない人は、スタート地点の付近を少し散策してから引き返すのもOKですよ。奥多摩湖と豊かな自然が織りなす開放的な景色や澄んだ空気を、歩きながら堪能しましょう。
奥多摩湖いこいの路
東京都西多摩郡奥多摩町原
・開放期間:4月第2週の金曜日から11月30日まで
奥多摩湖へのアクセス・経路
今回は東京都心部から奥多摩湖までバイクでツーリングしてきました。経路は次のようになります。
- 1東京都心部から首都高速道路4号新宿線に乗り、中央自動車道に入る。
- 2中央自動車道を西へ進み、八王子JCTから圏央道に入る。
- 3日の出ICT 出口を日の出・福生方面に向かう
- 4日の出インターから都道184号に入る
- 5かやくぼ(交差点) を右折して 秋川街道/都道31号 に入る
- 6都道251号に入る
- 7都道238号を進む
- 8梅ケ谷峠入口(交差点) を左折して 吉野街道/都道45号 に入る
- 9国道411号を西へ進み、国道45号に入る。
- 10国道139号を北へ進み、奥多摩駅を過ぎる。
- 11都道184号を進む
- 12愛宕大橋(交差点) を左折して国道411号 に入る
- 13小河内ダムを通り過ぎると奥多摩湖に到着。
この経路での走行距離は約80km、所要時間は約2時間です。途中、中央自動車道や圏央道などの高速道路を利用します。また、奥多摩周遊道路は通行できる時間帯が制限されているので、注意が必要です。夏期(4月1日~9月30日)は午前8時から午後7時、冬期(10月1日~3月31日)は午前9時から午後6時まで通行できます。
奥多摩湖のバイク駐車場 ハーレーでいくことができるか?

奥多摩湖周辺にはバイク駐車場がいくつかありハーレーのようなアメリカンバイクでもで問題なく行くことができます。
奥多摩湖周辺にはいくつも駐車場があるので、目的と場所に応じた駐車場へバイクを停めて奥多摩湖を徒歩で周遊することができます。
バイク乗りのメッカともなっているので多くのバイカー達とすれ違うことになります。
乗っているバイクによっては他のバイカーと交流が生まれるなんてことがあるかもしれません。
小河内ダム駐車場
小河内ダムのすぐ近くにある駐車場です。バイクは無料で停められます。ダムや奥多摩水と緑のふれあい館に行く際に便利です。
月夜見第一駐車場
奥多摩周遊道路にある駐車場です。バイクは無料で停められます。景色が良くて写真撮影に最適です。
都民の森駐車場
奥多摩周遊道路にある駐車場です。バイクは無料で停められます。トイレや売店、休憩所があります。
島勝駐車場
国道411号沿いにある食事処「島勝」の駐車場です。バイクは無料で停められます。お昼ご飯やおやつに立ち寄るのに便利です。
奥多摩湖周辺のツーリング情報
奥多摩湖は奥多摩の豊かな自然と絶景を楽しむことができるツーリングスポットが周辺にあります。奥多摩湖へツーリングに行かれる際の計画にお役に立てていただけたら嬉しいです。
まとめ
今回は東京都心部からハーレー スポーツグライド(FLSB)で奥多摩湖までツーリングしてきました。奥多摩湖は東京都の貴重な水源であり、美しい自然に囲まれた人造湖です。奥多摩湖周辺には様々な見どころや観光施設があり、ドライブや散策、釣りやボートなどを楽しむことができます。都心から近いとはいえ、まだまだ知られざる魅力が満載の奥多摩湖。ぜひ一度足を運んでみてくださいね!