【絶景ツーリング】【長野県】御射鹿池へバイク旅!四季折々の風景と絵画のような場所を行くハーレー一人旅

こんにちは、_hiroyuki.taです。
今回は、東京都心部からバイクで長野県の御射鹿池(みしゃかいけ)までツーリングしてきました。
御射鹿池は、日本画家・東山魁夷の名作「緑響く」のモチーフにもなった、美しい水面鏡の池です。
四季折々の風景が水面に映り込み、まるで絵画のような光景を楽しめます。
今回は、その御射鹿池の魅力と、アクセスやバイク駐車場について紹介したいと思います。

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御射鹿池とは

御射鹿池は、長野県茅野市豊平にあるため池で、面積は約0.1ha、水深は約7mです。
周辺は八ヶ岳中信高原国定公園に指定されており、2010年には農林水産省のため池百選に選定されました。
池がある横谷渓谷は奥蓼科温泉郷に代表される、酸性の冷鉱泉の影響と1,100mの高地に由来する冷害に苦しんできた地域で、1933年にため池として御射鹿池が完成しました。
流れ込む冷たい水を留めて温めることによって農業用水として使用できるようになりました。
酸性が強いため魚などは生息できません。

御射鹿池の名前の由来は、諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、御射山御狩神事にあると言われています。
諏訪大明神が狩りをする場所として「神野」と呼ばれ神聖な土地であったそうです。
その神秘的な雰囲気が今も残っています。

御射鹿池までの経路

今回は、東京都心部から甲州街道を経由して中央自動車道に入り、諏訪南ICで降りて八ヶ岳エコーラインを通って御射鹿池まで行きました。
約250kmの距離で、所要時間は約4時間半です。
途中、休憩や給油を挟みましたが、特に渋滞や事故などはありませんでした。

甲州街道は、歴史ある街道で、江戸時代には甲斐国(山梨県)や信濃国(長野県)と江戸を結ぶ重要な交通路でした。
現在も国道20号として整備されており、都心から西へ向かう際に便利です。
甲州街道沿いには、古い建物や寺院などが点在しており、歴史を感じることができます。
また、桜や紅葉などの季節の風物詩も楽しめます。

中央自動車道は、東京都と長野県を結ぶ高速道路で、日本アルプスの山々や富士山などの景色が美しいです。
中央自動車道沿いには、サービスエリアやパーキングエリアが多くあり、休憩や食事に便利です。
特に、八ヶ岳高原SAは、八ヶ岳の山並みを眺めながら食事や買い物ができる人気のスポットです。
八ヶ岳高原SAでは、地元の特産品やお土産などが豊富に揃っています。

諏訪南ICからは、県道425号と八ヶ岳ズームラインを通って八ヶ岳エコーラインに入ります。
八ヶ岳エコーラインは、八ヶ岳の麓を走る自然豊かな道路で、標高差が約800mもあります。
道路沿いには、カラマツやトウヒなどの針葉樹林や、シラビソやブナなどの広葉樹林が広がります。
季節によっては、新緑や紅葉などの色彩が美しく見えます。
また、野生動物にも出会えるかもしれません。

御射鹿池の見どころ

御射鹿池に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは、水面に映る山々の風景です。
静かな水面には、背景のカラマツ林や八ヶ岳の山並みが逆さに映り込み、まるで鏡のようです。
その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、日本を代表する画家・東山魁夷の有名な作品「緑響く」のモチーフにもなりました。
私もその絵を見たことがありますが、実際に目の前に見ると圧倒されます。

御射鹿池は四季折々に表情を変えます。
春には新緑が水面に映り込みます。
夏には深い緑が水面を覆います。
秋には黄金色に黄葉したカラマツ林が水面に映り込みます。
冬には真っ白な雪と氷に閉ざされます。
私は秋に行きましたが、紅葉したカラマツ林と青空が水面に映り込んでいて、とても美しかったです。

御射鹿池周辺では、散策や写真撮影などを楽しめます。
池の周囲は約500mほどで歩けますが、堤防内は立ち入り禁止で、池に近づくことはできません。
地元で大切に利用されている農業施設ですので、環境維持にご協力ください。
池から少し離れた場所からでも十分に水面の美しさを堪能できます。
私は、池の周りをゆっくりと歩きながら、色々な角度から写真を撮りました。
特に、池の南側にある展望台から見る景色は絶景です。
展望台からは、池の全体像と背景の八ヶ岳が一望できます。
水面に映る山々の姿は、まさに絵画のようでした。

御射鹿池のバイク駐車場

御射鹿池へのバイクでのアクセスは比較的容易です。
池の近くには、無料の駐車場があります。
バイク駐車場は、池の北側にある御射鹿神社の前にあります。
バイク駐車場からは、徒歩で約5分ほどで池まで行けます。
バイク駐車場は広くはありませんが、平日や早朝などは空きがあることが多いです。
私は土曜日の午前中に行きましたが、すんなりと停めることができました。

まとめ

今回は、東京都心部からバイクで長野県の御射鹿池までツーリングしてきました。
御射鹿池は、水面に映る山々の風景が美しい池で、日本画家・東山魁夷の名作「緑響く」のモチーフにもなりました。
四季折々に表情を変える御射鹿池は、散策や写真撮影などを楽しめるスポットです。
また、周辺には歴史や文化に触れられるスポットもあります。
バイクで行く場合は、無料のバイク駐車場が利用できます。

私は、御射鹿池へのツーリングをとても楽しみました。
自然豊かな八ヶ岳エコーラインを走っているときも気持ちよかったですし、御射鹿池で見た水面鏡の光景は忘れられません。
この記事を読んだ方もぜひ一度訪れてみてください。