【関東ツーリングスポット】【茨城県】大洗磯前神社へバイク旅!海に浮かぶ鳥居と太平洋の絶景を巡るハーレー一人旅

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、東京都心部から茨城県大洗磯前神社までバイクでツーリングしてきました。大洗磯前神社は、太平洋に面した岬の丘上に鎮座する歴史ある神社で、海に浮かぶ鳥居が絶景として有名です。今回は、その魅力やアクセス方法、バイク駐車場の情報などをご紹介します。

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大洗磯前神社とは

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大洗磯前神社は、式内社(名神大社)で、旧社格は国幣中社です。現在は神社本庁の別表神社となっています。主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)で、国造りを行ったとされる神様です。また、大国主命の別名でもあり、七福神の大黒天とも見なされています。配祀神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で、大己貴命とともに国造りを行ったとされる神様です。

大洗磯前神社の創建は、斉衡3年(856年)にさかのぼります。当時、製塩業の者が海に光るものを見たところ、翌日に海辺に二つの奇妙な石が現れました。さらに次の日には20あまりの小石が怪石の周りに侍坐するように出現しました。怪石は彩色が派手で、僧侶の姿をしていました。その後、神霊が人に依って「われは大奈母知・少比古奈命である。昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」と託宣しました。これが大洗磯前神社と酒列磯前神社(ひたちなか市)の創建伝説です。

中世には戦乱で荒廃しましたが、近世に入って水戸藩主の徳川光圀・綱條によって再興されました。本殿・拝殿・随神門は元禄3年(1690年)から造営されたもので、茨城県・大洗町の文化財に指定されています。また、海岸に建てられた「神磯の鳥居」も初日の出などで有名です。

大洗磯前神社までの経路

今回は、東京都心部から首都高速6号向島線を通って常磐自動車道・北関東自動車道・東水戸道路を経由して水戸大洗ICで降りました。水戸大洗ICからは国道51号と県道2号を使って約15分で大洗磯前神社に到着しました。

首都高速6号向島線から常磐自動車道に入るまでは渋滞が多くて時間がかかりましたが、常磐自動車道以降は快適に走れました。途中、友部JCTで北関東自動車道に分岐するところで迷いましたが、ひたちなか・大洗方面の標識に従って左車線を選びました。北関東自動車道は比較的空いていて、景色も田園風景や山並みが見えて気持ちよかったです。

水戸大洗ICからは国道51号を大洗港フェリー方面に進みました。途中、大洗市街に入ると交通量が増えてきましたが、信号も少なくてスムーズに走れました。大洗駅入口で左折して県道2号に入り、大洗鳥居下で左折して県道173号に入ると、すぐに大洗磯前神社の鳥居が見えてきました。

大洗磯前神社の見どころ

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大洗磯前神社の見どころは、やはり海に浮かぶ「神磯の鳥居」です。この鳥居は、祭神の降臨地と伝わる岩礁に建てられたもので、潮の満ち引きによって姿を変えます。満潮時には海に沈み、干潮時には岩場が現れます。海と空と鳥居のコントラストが美しく、写真映えするスポットです。特に夕日や初日の出の時は絶景です。

鳥居の近くには「神磯展望台」があります。ここからは鳥居だけでなく、太平洋や大洗港も一望できます。展望台からは階段で海岸まで降りることができますが、注意してください。階段は急で滑りやすく、海岸は波が高く危険です。安全に楽しむためにも、必ず立ち入り禁止や注意喚起の看板を守ってください。

境内に入ると、本殿・拝殿・随神門が見えてきます。本殿は一間社流造で茅葺き、拝殿は桁行5間、梁間2間で向拝1間付きの入母屋造です。随神門は三間一戸の唐破風造で、上部に彫刻が施されています。これらの建物は水戸藩主の徳川光圀・綱條によって造営されたもので、茨城県・大洗町の文化財に指定されています。

本殿・拝殿・随神門のほかにも、境内には摂末社や記念碑などがあります。摂末社では天照皇大神や倉稲魂命などが祀られています。記念碑では軽巡洋艦「那珂」の忠魂碑や小幡宥円の清良神社などがあります。「那珂」は太平洋戦争中に沈没した艦で、「清良神社」は不運な死を遂げた小幡宥円の霊を鎮めるために建立されたものです。

大洗磯前神社のバイク駐車場

大洗磯前神社のバイク駐車場は、神社の正面にあります。ここには、普通車用の駐車場とバイク用の駐車場が分かれています。バイク用の駐車場は、普通車用の駐車場の右側にあり、約20台分のスペースがあります。駐車料金は無料です。

バイク用の駐車場は、舗装されていて平坦です。また、風が強いときは、バイクを倒れないように固定してください。駐車場からは、神社の入口まで徒歩で約1分です。

まとめ

今回は、東京都心部から茨城県大洗磯前神社までバイクでツーリングしてきました。大洗磯前神社は、海に浮かぶ鳥居や歴史ある建物などが見どころの神社でした。バイクで行く場合は、首都高速6号向島線から常磐自動車道・北関東自動車道・東水戸道路を経由して水戸大洗ICで降りるルートがおすすめです。バイク用の駐車場も無料で利用できます。

大洗磯前神社は、海と空と神々の力を感じることができる素晴らしいスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。それでは、_hiroyuki.taでした。

(英語訳:Oarai Isosaki Shrine)