こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、茨城県にある竜神峡(りゅうじんきょう)へのハーレーツーリングの様子をお伝えします。竜神峡は、奥久慈県立自然公園に位置するV字形の渓谷で、関東の耶馬渓とも呼ばれる美しい景勝地です。その下流には、日本最大級の長さを誇る歩行者用吊り橋、竜神大吊橋(りゅうじんおおつりばし)があります。今回は、東京都心部から常磐自動車道を利用して、約2時間半で竜神峡に到着しました。その後、竜神大吊橋を渡って明山(あけやま)に登り、帰りは県道33号線を通って常陸太田市街に戻りました。約200kmの走行距離でしたが、ハーレーの快適な走りと竜神峡の壮大な自然に感動しました。以下では、詳しくルートや見どころを紹介します。
竜神峡とは
https://www.ibarakiguide.jp/data/spot/1679449151_7.jpg
竜神峡は、山田川の支流である竜神川が、長い時間をかけて浸食して造りだしたV字形の峡谷です。その長さは約12kmで、切り立った岩場を流れる清流に沿って歩いていくと、数多くの滝や淵、瀬などを目にすることができます。その見事な景観は「関東の耶馬渓」と呼ばれ、黒部渓谷に似ているとも言われています。流れゆく水音と古くからの植生を残す原生林は、自然の魅力と素晴らしさを今に伝える貴重な自然遺産です。
竜神峡には、四季折々の風景が楽しめますが、特に春と秋がおすすめです。春は桜やツツジが咲き誇り、秋は紅葉が渓谷を彩ります。また、冬は雪景色や氷柱も見られます。竜神峡では、自然散策やバードウォッチングなどのアクティビティも楽しめます。
竜神峡までの経路
今回は、東京都心部から常磐自動車道を利用して竜神峡まで向かいました。出発地点は日本橋箱崎町でした。箱崎湊橋通りから箱崎ICに入り、首都高速6号向島線に乗りました。堀切JCTで東北自動車道に入り、三郷JCTで常磐自動車道に乗り換えました。常磐自動車道を約113km走って那珂ICで降りました。そこから県道65号線を東海方面に進みました。
県道65号線から県道31号線に入り、県道104号線を経由して県道62号線に入りました。県道62号線から県道61号線に入り、県道166号線を経由して県道29号線に入りました。県道29号線から県道33号線に入り、竜神大吊橋の入口案内板で左折しました。そこから約1.4km進んだところに竜神峡第1駐車場がありました。到着時間は午前10時頃でした。
竜神峡の見どころ
https://ignite.jp/wp-content/uploads/2020/10/d50382-7-457619-1-20201028111001.jpg
竜神峡のメインスポットは、やはり竜神大吊橋です。竜神大吊橋は、歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇る吊り橋で、全長446m、中央支間375m、高さ100mです。橋の両側にある壁面には龍の絵が描かれており、橋はその大自然の空間を舞い上がる竜を想起させます。
橋を渡るときは、風や揺れに注意しながら歩きましょう。橋の上からは、四季折々の大自然のパノラマが広がります。特に秋の紅葉は圧巻です。橋に設置されている3箇所の「のぞき窓」からは、湖面を覗いてみると高さ100mのスリルを体験できます。橋を渡り終えると対岸に「木精の鐘」というカリヨン施設があります。愛・希望・幸福の3種類の澄んだ音色が竜神峡にこだまします。愛の鐘は2人でボタンを押さないとならないため、カップルに人気があります。
竜神大吊橋を渡った後は、明山へ登ってみました。明山は、標高1006mの山で、常陸太田市と常陸大宮市との境界にあります。登山口は竜神川沿いの道路から三葉峠へ登るルートです。三葉峠から明山までは約2kmで、途中に展望台や避難小屋があります。明山の頂上には、明山神社と展望台があります。明山神社は、古くから山岳信仰の対象とされてきた神社で、竜神大権現という神様が祀られています。展望台からは、360度のパノラマが広がり、天気が良ければ筑波山や日光白根山などの遠くの山々も見えます。登りは約1時間半、下りは約1時間でした。
明山から下山した後は、竜神大吊橋を再び渡って駐車場に戻りました。その後、県道33号線を通って常陸太田市街に向かいました。県道33号線は、グリーンふるさとラインと呼ばれる道路で、竜神峡沿いに走ります。道路沿いには、竜神峡の名所や見どころがたくさんあります。例えば、竜神峡第2駐車場からは、竜神峡の最奥部にある滝見台まで歩いて行けます。滝見台からは、高さ30mの滝や渓谷の断崖絶壁を見ることができます。また、竜神峡第3駐車場からは、竜神峡の中間部にある水府ダムまで歩いて行けます。水府ダムは、竜神川に建設された多目的ダムで、水力発電や洪水調節などの役割を果たしています。ダム湖はエメラルドグリーンに輝き、周囲の自然と調和しています。
竜神峡のバイク駐車場
竜神峡には、バイク駐車場がいくつかあります。今回利用した竜神峡第1駐車場は、無料で利用できるバイク駐車場です。ただし、空きスペースが少ないため、早めに到着することをおすすめします。また、竜神大吊橋の入口付近にも無料のバイク駐車場があります。こちらも空きスペースが少ないため、注意が必要です。
まとめ
今回は、茨城県にある竜神峡へのハーレーツーリングの様子をお伝えしました。約200kmの走行距離でしたが、ハーレーの快適な走りと竜神峡の壮大な自然に感動しました。特に竜神大吊橋は、高さと揺れと景色のコンボでスリル満点でした。明山も登ってみて良かったです。頂上からの眺めは絶景でした。竜神峡は、四季折々の風景が楽しめる素晴らしい場所です。ハーレー乗りの皆さんも、ぜひ一度訪れてみてください。それでは、また次回のハーレーツーリングでお会いしましょう。
竜神峡: Ryujin Gorge