こんにちは、_hiroyuki.taです。
今回は、東京都心部から埼玉県の武甲山までバイクでツーリングしてきました。
武甲山は、秩父地方のシンボルとして知られる標高1304メートルの山で、日本二百名山にも選ばれています。石灰岩質の山特有の高山植物や、秩父盆地の絶景を楽しめる人気のスポットです。
今回は、愛車のハーレーダビットソン FLSBスポーツグライドで、約200キロメートルの道のりを走ってみました。以下に、ツーリングの様子を紹介します。
武甲山までの経路

今回は、首都高速都心環状線から首都高速5号池袋線に乗り、関越自動車道を経由して花園インターで下りました。
そこからは、西関東連絡道路と国道140号を使って秩父方面に向かいました。
途中、皆野寄居バイパスや皆野寄居有料道路などの有料区間がありますが、それほど高額ではありません。
また、国道140号は彩甲斐街道と呼ばれる美しい道で、秩父の風景を楽しみながら走ることができます。武甲山に近づくと、国道299号に入りますが、ここからは石灰岩工場が多く見られます。
石灰岩採掘によって山容が変わってしまった武甲山も、この辺りから見え始めます。登山口の生川までは、工場やダンプカーに注意しながら走りました。
武甲山の見どころ

武甲山には、表参道と呼ばれる登山コースがあります。このコースは、初心者向けの難易度で約7キロメートルの距離です。登りは2時間20分、下りは1時間55分ほどかかります。
登山口からは不動滝や大杉の広場を通って山頂に向かいます。途中には水場やトイレもありますが、冬季は閉鎖されることもあるので注意が必要です。
山頂には日本武尊を祭る武甲山御嶽神社がありますが、これは元々旧山頂にあったものを移転したものです。旧山頂は石灰岩採掘によって消滅してしまいました。
また、展望台からは秩父盆地や谷川連峰などの眺望を堪能することができます。
季節によってはスカシユリやチチブイワザクラなどの花も咲いています。チチブイワザクラは武甲山特有の固有種で、埼玉県希少動植物種に指定されています。「武甲山石灰岩地特殊植物群落」として国指定の天然記念物となっています。
武甲山のバイク駐車場

武甲山にはバイク専用の駐車場はありませんが、登山口の生川には無料の駐車場があります。
ここには約20台ほどの車が停められますが、バイクならもう少し入ると思います。
ただし、土日や祝日は混雑することが多いので、早めに行くか、平日を狙うのがおすすめです。また、駐車場から登山口までは少し歩く必要があります。
駐車場からは武甲山の姿も見えますが、石灰岩採掘によって白くなっているので、あまり美しくありません。自然豊かな武甲山を見るには、やはり登ってみるのが一番です。
まとめ
今回は、東京都心部から武甲山までバイクでツーリングしてきました。
武甲山は、秩父地方のシンボルとして知られる山で、石灰岩質の山特有の高山植物や秩父盆地の絶景を楽しめる人気のスポットです。
登山コースも初心者向けで、約4時間ほどで往復できます。ただし、石灰岩採掘によって山容が変わってしまったことや、登山口までの道が工場やダンプカーで混雑することなど、注意点もあります。
それでも、秩父の歴史や文化に触れることができる武甲山は、バイクツーリングにぴったりの目的地だと思います。
次回は、武甲山から縦走して大持山や武川岳に行ってみたいと思います。それでは、またお会いしましょう。