透き通った水が印象的な出流弁天池湧き水
日本が誇る名水を湛える池です。
出流原弁天池へツーリングへ行ってきたのでおすすめスポットとして紹介します
栃木県 出流原弁天池とは
出流原弁天池湧水は1985(昭和60)年、環境省の名水百選に選定されている栃木県指定の天然記念物です。
その池の水の透き通った清らかさは、他の水との違いが一目瞭然でさすが名水といったところです。
透明度の高い水の中で優雅に泳ぐ鯉の姿はまるで宙に浮かんでるようです。
栃木が誇るパワースポットの一つと言えるでしょう。
出流原弁天池の伝説
出流原弁天池のすぐ近くには水の神様を祀った涌釜神社があります。昔、この地域を干ばつが襲った時に、ひとりの老人が現れてこの池を作ったという言い伝えがあります。この老人を神として祀っているのが涌釜神社で、地域の守り神として親しまれています。
また、佐野市には出流弁天池が舞台の朝日長者伝説という民話が言い伝えられています。昔、子宝に恵まれなかった朝日長者夫婦が出流原弁天に願をかけて美しい女の子を授かりました。鶴姫と名づけ、何不自由ない暮らしをしていましたが、鶴姫が18歳になった時に山で行方不明になってしまいました。
神は娘をなくした長者夫婦に、姫は弁天池の鯉になっており、龍神として昇天するには莫大な財宝がいると霊示したため、長者夫婦は後山に財宝を埋め、在り処を示す歌を残したと言われています。
この伝説は弁天池にまつわる話として市民から最も親しまれており、深い信仰の対象にもなっています。
「https://municipia.org/2101/#i-2」から引用
こういった伝説を知ってか知らずか、若いカップルから長い間連れ添ったように思える老夫婦まで色々な方が寄り添いながらデートしていました。この伝説に何か関係があるかもと思ったら、この場所への訪問がまた少し楽しくなるかもしれませんね。
出流原弁天池のアクセス
出流原弁天池はハーレーで行けるか?
出流原弁天池のそばに車が数台止まれる駐車スペースがあり、その一角にバイクを停めて出流原弁天池の近くを散策することができます。この場所の噂を聞きつけてか訪問される方が多く駐車場の順番待ちをする車もあります。
なるべく他の車や通行人の邪魔にならないよう平地を見つけてバイクを停車するようにしましょう。