【絶景ツーリングスポット】【長野県】杖突峠へバイク旅!日本百名峠と魅力をハーレーで一人旅!

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は長野県の杖突峠(つえつきとうげ)へバイクでツーリングしてきました。杖突峠は茅野市と伊那市の境にある峠で、標高1,247メートルです。古くは東山道や杖突街道と呼ばれる重要な道路で、現在は国道152号が通っています。日本百名峠のひとつにも選ばれています。今回は東京都心部から出発して、中央自動車道と国道20号を経由して、約3時間半で到着しました。帰りは国道152号を南下して、諏訪湖や八ヶ岳を眺めながら走りました。杖突峠の魅力や見どころ、バイク駐車場の情報などをお伝えします。

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杖突峠とは

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杖突峠は赤石山脈(南アルプス)の北端に位置する峠で、峠一帯を「晴ヶ峰」と呼びます。伊那側は藤沢川が流れる谷に沿った道で、比較的傾斜が緩いです。一方、茅野側は糸魚川静岡構造線が通過している関係で断層崖となっており、急坂です。峠から西南西の方角には諏訪大社の神体とされる守屋山がそびえます。

杖突峠の名前の由来は、昔、人々がこの急坂を杖を突きながら登ったことによるとされます。頂上で捨てられた杖を燃やして供養するという行事が大正末期まで行われていました。異説として、儀式によって地上に降臨した神が杖を突く場所であったからとも言われています。

杖突峠は歴史的にも重要な場所でした。古代より東山道が通過し、伊那地域と諏訪地域とを結ぶ主要な道路でした。戦国時代には軍事上の要所とされ、武田信玄と諏訪頼重との戦いでは、信玄に呼応した高遠頼継が伊那から峠を越えて諏訪へと攻め込みました。江戸時代になると峠道が「杖突街道」もしくは「藤沢街道」と呼ばれるようになり、中馬の往来が盛んに行われました。塩や魚、茶といった甲州方面からの物資がこの街道を通じて伊那へと運ばれました。

杖突峠までの経路

今回は東京都心部から出発して、首都高速都心環状線から首都高速4号新宿線に乗り換えて中央自動車道に入りました。中央自動車道では快適に走行できましたが、途中で渋滞に巻き込まれることもありました。特に、三宅坂JCTから高井戸JCTまでの区間や、八王子JCTから相模湖ICまでの区間は混雑しやすいので注意が必要です。また、中央自動車道はトンネルが多いので、バイクのライトやヘルメットのバイザーの調整も忘れずにしましょう。

中央自動車道を約190キロメートル走って諏訪ICで下りました。諏訪ICからは国道20号の諏訪バイパスを経由して国道152号に入りました。国道152号は杖突街道と呼ばれる道で、伊那市と茅野市を結びます。この道は景色が良くて楽しいですが、カーブや坂が多くて狭いところもあります。対向車や歩行者に注意しながら走りましょう。国道152号を約10キロメートル走って杖突峠に到着しました。

杖突峠の見どころ

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杖突峠の見どころはなんといっても展望台です。峠の茶屋という建物の2階に無料で入れる展望台があります。(今は開放されていないようです)ここからは諏訪盆地が一望でき、八ヶ岳連峰に霧ヶ峰、遠く飛騨山脈(北アルプス)まで見渡すことができます。天気が良ければ、諏訪湖や守屋山もはっきりと見えます。展望台には双眼鏡や地図も置いてあるので、山や町の名前を確認しながら眺めることができます。

展望台からの景色は時間帯によっても変化します。朝は八ヶ岳や飛騨山脈が朝日に照らされて美しく見えます。昼は青空と白い雲が広がります。夕方になると飛騨山脈に沈む太陽からの夕日が差し、赤く照らされた諏訪湖や八ヶ岳が美しく見えます。夜は満天の星空や諏訪盆地の夜景を楽しむことができます。

展望台以外にも杖突峠には見どころがあります。峠の茶屋では、地元産の野菜や果物を使った料理やスイーツを味わうことができます。

峠の茶屋から少し歩いたところには、守屋山への登山口があります。守屋山への登山口があります。守屋山は標高1,418メートルの山で、諏訪大社の神体とされています。登山道は整備されており、約1時間半で山頂に到達できます。山頂からは杖突峠の展望台よりもさらに広い眺望が楽しめます。守屋山は古くから信仰の対象となっており、山頂には祠や石碑があります。また、毎年8月には守屋山祭りが開催され、多くの参拝者が訪れます。

杖突峠のバイク駐車場

杖突峠にはバイク駐車場があります。峠の茶屋のすぐ隣にある駐車場には、バイク専用のスペースが設けられています。ここには約20台分のバイクが停められます。駐車料金は無料です。ただし、駐車場は混雑することがあるので、早めに到着することをおすすめします。

まとめ

今回は東京都心部から杖突峠へハーレーツーリングしてきました。杖突峠は日本百名峠のひとつで、歴史的にも重要な場所です。展望台からは諏訪盆地や八ヶ岳連峰、飛騨山脈などの絶景を見ることができます。また、峠の茶屋では地元産の食材を使った料理やスイーツを味わうことができます。さらに、守屋山への登山も楽しむことができます。杖突峠はバイクで行く価値のあるスポットだと思います。皆さんもぜひ一度行ってみてください。