こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は東京都心部から群馬県の志賀草津道路までバイクでツーリングしてきました。志賀草津道路とは、長野県の志賀高原と群馬県の草津温泉を結ぶ国道292号の区間で、日本の国道最高地点である標高2172mの渋峠を越える山岳観光道路です。この道路は、火山、高原、森と3つの表情を楽しめる絶景ロードで、ライダーなら一度は走りたい垂涎のルートです。今回は、愛車のハーレーダビットソン FLSBスポーツグライドでこのルートを走ってみましたので、その様子をレポートしたいと思います。
志賀草津道路とは
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志賀草津道路は、昭和39年に有料道路として開通し、平成6年に無料開放された観光道路です。かつては草津街道と呼ばれていた歴史ある街道で、善光寺参りの参拝客にて近世には大変賑わっていました。ルート全長は約46kmで、標高差は1000m以上ありますが、トラバースルートが中心なので急勾配は比較的少なく初心者でも爽快なライディングが楽しめます。志賀草津道路は、いくつかのハイライトシーンがそれぞれ特徴的で、白樺林や湖沼が点在する高原風景、横手山や白根山などの山岳展望、国道最高所から見渡す大パノラマなどがあります。しかし、冬季は積雪や吹雪により通行止めになることも多く、11月中旬から翌年の4月下旬頃まで閉鎖されています。また、現在草津白根山の火山活動の影響により、草津温泉～万座三差路間のバイク通行は規制中です。そのため、草津温泉～志賀高原へは通り抜けできませんが、志賀高原側から渋峠までは通行可能です。
志賀草津道路までの経路
今回は東京都心部から出発しました。首都高速6号向島線から都心環状線に入り、竹橋JCTから首都高速5号池袋線に乗ります。美女木JCTから東京外環自動車道に入り、大泉JCTから関越自動車道に乗ります。関越自動車道を約103km走りますが、途中にある花園PAや赤城SAなどで休憩を取ります。渋川伊香保ICで下りて国道17号に入りますが、すぐに左折して渋川西バイパスに入ります。このバイパスは交通量が少なく快適に走れます。県道35号に入ってしばらく走ると、金井ICから上信自動車道に入ります。上信自動車道は無料の高速道路で、国道353号と並行しています。上信自動車道を約7.7km走りますが、途中にある八ッ場ダムの展望台に立ち寄ってみました。ここからは、巨大なダムと吾妻川の景色が見えます。ダムはまだ工事中ですが、完成すれば日本最大級のダムになるそうです。上信自動車道を降りて県道35号に入ります。この道は山間部を走るのでカーブが多く、景色も変化に富んでいます。途中にある石打温泉や中之条温泉などで温泉に入ることもできます。県道35号から国道145号に入ります。この道は八ッ場バイパスと呼ばれており、上信自動車道と並行しています。国道145号を約9.4km走ると、国道292号に入ります。ここからが志賀草津道路の始まりです。
志賀草津道路の見どころ
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志賀草津道路は、草津温泉から志賀高原まで約21kmの区間ですが、その中でも特に見どころが多いのは、標高1500m以上の高原地帯です。この区間では、火山活動の影響で形成された奇岩や噴気孔、湯釜などが見られます。また、横手山や白根山などの山々や芳ヶ平湿原などの高原風景も楽しめます。最もハイライトとも言えるのが、国道最高所である渋峠です。ここは標高2172mで、日本一海抜が高い地点です。ここからは、関東平野や富士山などの大パノラマが広がっています。天気が良ければ、スカイツリーや東京タワーなども見えるそうです。渋峠には石碑や展望台がありますが、駐車場は少ないので注意してください。また、気温差や霧にも注意してください。
志賀草津道路のバイク駐車場
志賀草津道路には、いくつかのバイク駐車場があります。草津温泉側では、草津温泉スキー場の駐車場や温泉観光協会の駐車場などが利用できます。志賀高原側では、志賀高原スキー場の駐車場や志賀高原観光協会の駐車場などが利用できます。また、渋峠にもバイク駐車場がありますが、台数が限られています。
まとめ
今回は、東京都心部から志賀草津道路までバイクでツーリングしてきました。志賀草津道路は、日本の国道最高地点である渋峠を越える絶景ロードで、火山、高原、森と3つの表情を楽しめるルートです。ライダーなら一度は走りたい垂涎のルートですが、冬季は閉鎖されていることや火山活動の影響による通行規制があることに注意してください。この記事が、志賀草津道路を走りたい方の参考になれば幸いです。それでは、また次回のツーリングレポートでお会いしましょう。
英語訳：Shiga-Kusatsu Road
