【ノスタルジーツーリング】【長野県】本山宿へバイク旅!そば切り発祥の地をハーレーで一人旅

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、東京都心部から長野県塩尻市にある中山道の宿場町、本山宿までバイクでツーリングしてきました。本山宿は、そば切り発祥の地として有名で、歴史的な建物や史跡が多く残っています。今回は、その魅力を紹介したいと思います。

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本山宿とは

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本山宿は、中山道の32番目の宿場で、江戸から数えて61里(約244km)、京から数えて71里(約284km)の位置にあります。慶長19年(1614年)に中山道のルート変更に伴い、塩尻宿や洗馬宿とともに新たに設置されました。それまでは、下諏訪宿から小野峠を越えて贄川宿に至る最短経路でしたが、冬季に通行困難になることや、木曽谷の諸藩との関係を考慮して変更されました。

本山宿は、木曽路の入り口であり、松本平の出口でもありました。そのため、木曽材や木曽馬などの物資の集散地として栄えました。また、尾張藩と木曽藩の境界でもあったため、女改めや材木改めなどの検問所が設置されました。

本山宿は、出格子の二階建ての家が立ち並び、今でも当時の面影が色濃く残っています。特に秋山家(若松屋)、田中家(池田家)、小林家(川口家)の3軒の住宅は国登録有形文化財に指定されており、見事な建築様式を見ることができます。小林家はかつて本陣であり、仁孝天皇の皇女和宮が徳川家茂に嫁ぐ際や明治天皇が巡幸した際にも宿泊したことがあります。

本山宿までの経路

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今回は、東京都心部から首都高速都心環状線を経由して中央自動車道に入りました。中央自動車道は快走路であり、途中には富士山や八ヶ岳などの美しい景色を楽しむことができます。岡谷JCTから長野自動車道に乗り換えて塩尻ICで下りました。塩尻ICからは国道19号を北上し、アルプス展望しののめのみちを通って旧中山道に入りました。旧中山道は狭くてカーブが多いですが、その分歴史的な雰囲気を味わうことができます。

本山宿の見どころ

本山宿に到着したら、まずはそばを食べることをおすすめします。本山宿はそば切り発祥の地と言われており、雲鈴という人物が初めてそば切りを行ったという伝説があります。本山そばの里という店では、地元の住民が営業しており、そばや地元の食材を利用した料理が食べられます。

そばを堪能したら、本山宿の史跡や文化財を巡ってみましょう。本山宿には、本陣跡や本山氏館跡、本山城跡などの歴史的な遺構があります。また、池生神社や道祖神、庚申塔などの信仰の対象も見ることができます。池生神社は、雨乞いや養蚕や眼病治療の霊験があるとされ、多くの絵馬が奉納されています。道祖神や庚申塔は、旧中山道沿いに並ぶ石像文化財群として塩尻市の指定文化財になっています。

本山宿のバイク駐車場

本山宿には専用のバイク駐車場はありませんが、旧中山道沿いに路上駐車できるスペースがいくつかあります。ただし、狭い道なので他の車両や歩行者に迷惑をかけないように注意してください。

まとめ

今回は、東京から長野県本山宿までハーレーツーリングしてきました。本山宿は、そば切り発祥の地として有名で、歴史的な建物や史跡が多く残っています。また、木曽材や木曽馬などの特産品もあります。旧中山道を走って本山宿に到着すると、時代を感じることができます。ぜひ一度訪れてみてください。

長野県本山宿:Nagano Prefecture Motoyama-juku