こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、四国のバイク駐車場を利用して、四国カルストをハーレーダビットソンのFLSB スポーツグライドでツーリングしてきました。四国カルストは、日本三大カルストのひとつで、愛媛県と高知県の県境にある広大な草原地帯です。標高は約1,400mで、東西に約25kmも広がっています。夏は緑の絨毯のように美しく、秋はススキが風に揺れて幻想的な景色を見せてくれます。白い石灰岩が点在し、牛や馬が放牧されている姿も見られます。四国カルストは、四国ツーリングスポットの中でも特に人気が高く、多くのバイク乗りに愛されています。
出発地点：南阿波サンラインモビレージ
今回のツーリングの出発地点は、徳島県美波町にある南阿波サンラインモビレージというコテージ＆キャンプ場です。ここは、海・山・川に囲まれた自然豊かな場所で、バイク乗りにも優しい施設です。コテージは自炊ができる一軒家タイプで、愛犬と泊まれるものもあります。テントサイトも広々としていて、ドッグランやBBQ場も完備されています。私はキャンプサイトに一泊しましたが、管理人さんもよい人でとても快適でした。朝起きると、海と山が目の前に広がっていて、気持ちよく一日をスタートできました。
四国カルストへの道のり
南阿波サンラインモビレージから四国カルストへ向かうには、国道55号を使い土佐を超えて国道５６号線に至り、さらに西へ進み国道１９７号線へ出ます。この道は海岸沿いに走るので、海風を感じながら快適に走れます。途中で見える明丸海岸では、アオリイカ釣りが有名だそうです。私は釣りはしませんでしたが、海水浴やカヤックなども楽しめそうです。
国道197号線を約40km走ったところで、右折して県道383号線に入ります。ここからは山道になりますが、道幅は広くてカーブもゆるやかなので、安心して走れます。この道は「四国カルスト公園縦断線」と呼ばれており、四国八十八景のひとつに選ばれています。道沿いには桜や紅葉などの季節の花々が咲き誇ります。
県道383号線を約30km走ったところで、地芳峠に到着します。ここから先は愛媛県と高知県の境界線になります。地芳峠から先は標高が上がっていきますが、道路状況は良好です。ただし冬季は積雪や凍結の恐れがあるので注意が必要です。私は曇りの日に走りましたが晴れた日には、雲海や星空も見られるそうです。
四国カルストの魅力
出典：https://www.jalan.net/kankou/spt_38463ab2022006248/
地芳峠から約10km走ると、四国カルストの西端にある大野ヶ原に到着します。ここは、四国カルストの最高地点で、標高は1,402.8mです。一等三角点が設置されています。ここからは石鎚山などの周辺の山々が一望できます。大野ヶ原はドリーネと呼ばれるすり鉢状の地形の中に集落が形成されており、酪農が盛んな地域です。牛乳やチーズなどの特産品が販売されています。
大野ヶ原から県道383号線を東へ進むと、次に到着するのが姫鶴平です。ここには姫鶴荘という宿泊施設やコテージ、キャンプ場などがあります。また、風の里公園という風力発電の風車が20基設置された場所もあります。風車は高さが約100mもあるそうで、迫力があります。風車の下には芝生広場や遊具などもあります。
姫鶴平からさらに県道383号線を東へ進むと、五段高原に到着します。ここは四国カルストの中央部に位置し、標高は1,455.6mです。五段城という展望台からは四国カルストの全景を見渡すことができます。五段高原から先は天狗高原に向かう道路が分岐します。天狗高原は四国カルストの東端にある高原で、標高は1,484.9mです。天狗ノ森という展望台からは日本海や太平洋を見ることができます。天狗高原にはスキー場や国民宿舎、カルスト学習館などもあります。
四国カルスト周辺のバイク駐車場
四国カルスト周辺にはバイク駐車場がいくつかあります。以下に紹介します。
- 大野ヶ原：大野ヶ原バス停前に無料のバイク駐車場があります。
- 姫鶴平：姫鶴荘やコテージ、キャンプ場の敷地内に無料のバイク駐車場があります。
- 五段高原：五段城展望台前に無料のバイク駐車場があります。
- 天狗高原：天狗ノ森展望台前やスキー場入口付近に無料のバイク駐車場があります。
まとめ
今回は、四国カルストをハーレーダビットソンのFLSB スポーツグライドでツーリングしてきました。四国カルストは、四国ツーリングスポットの中でも特別な存在だと思います。広大な草原地帯を走る感覚は、他では味わえないものです。四季折々に変化する景色も楽しめますので四国カルストを訪れる際は雄大な自然を堪能してください。
