【関東ツーリング】【栃木県】戦場ヶ原へバイク旅!伝説巡りと神話を追い求めて一人旅|ストレス発散

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は紅葉の美しい季節に、栃木県日光市にある戦場ヶ原へツーリングに行ってきました。戦場ヶ原は、日光国立公園内に広がる400ヘクタールの湿原で、標高約1400メートルの高原にあります。その名前の由来は、古代に男体山と赤城山の神が争ったという伝説にちなんでいます。戦場ヶ原は、湿原の自然や周辺の山々の景色を楽しめる絶好の観光スポットです。今回は、私が乗っているハーレー スポーツグライド(FLSB)で、東京都心部から戦場ヶ原までのツーリングコースや見どころを紹介したいと思います。

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戦場ヶ原とは

戦場ヶ原(せんじょうがはら)は、栃木県日光市の日光国立公園内にある湿原のことです。

戦場ヶ原は、約2万年前に男体山が噴火して湯川をせき止めたことでできた堰止湖が、土砂や火山灰などで埋まり、植物が繁茂して泥炭化したことで形成されて湿原となりました。

その面積は400ヘクタールもあり、日本最大級の高層湿原として知られています

湿原には多種多様な植物が生育しており、春から秋にかけては色とりどりの花が咲きます。
特に秋には、草紅葉やカラマツなどが鮮やかな色彩を見せてくれます。
また、湿原を囲むように男体山や太郎山などの奥日光の名峰がそびえ立ち、壮大な景観を作り出しています。
戦場ヶ原は、1934年に日光国立公園の一部に指定され、2001年には日本の重要湿地500に選ばれました。2005年にはラムサール条約登録湿地となっています。

戦場ヶ原までの経路

今回私が乗っているハーレー スポーツグライド(FLSB)で、東京都心部から戦場ヶ原までのツーリングコースを紹介します。

東京都心部から戦場ヶ原までのツーリングルート
  • 1
    東京都心部から首都高速道路を利用して東北自動車道に入ります
  • 2
    東北自動車道では宇都宮ICまで走ります
  • 3
    宇都宮ICからは日光宇都宮道路に乗り換えて清滝ICまで走ります
  • 4
    清滝ICからは下道に入ります
  • 5
    下道では国道119号線を通って日光市街地を抜けます
  • 6
    日光市街地では日光杉並木や日光二荒山神社などの観光スポットがありますが、今回はスルーしていろは坂に向かいます
  • 7
    いろは坂を通って中禅寺湖に向かいます。

  • 8
    中禅寺湖から国道120号線を通って戦場ヶ原に向かいます。

いろは坂は日光市街地から奥日光へと登る約8キロメートルのカーブが連続する山道です。その名前は、48のカーブにそれぞれいろは歌の文字が付けられていることに由来します。いろは坂を登るときは上り坂専用道路(A線)を使います。上り坂専用道路ではロープウェイ乗り場や展望台などがありますが、今回もスルーして中禅寺湖に向かいます。

中禅寺湖は奥日光の中心部にある湖で、周囲約25キロメートルの面積を持ち中禅寺湖は奥日光の中心部にある湖で、周囲約25キロメートルの面積を持ちます。この湖は、二荒神と赤城神の戦いでできたという伝説があります。湖の水は青く澄んでおり、湖畔にはホテルや温泉施設などがあります。中禅寺湖では遊覧船やレンタルボートなどで湖上を楽しむことができます。また、湖の周囲には華厳滝や竜頭滝などの滝や、華厳ノ滝展望台や中禅寺湖展望台などの展望スポットがあります。

中禅寺湖からは国道120号線を通って戦場ヶ原に向かいます。国道120号線は奥日光のメインストリートで、道沿いには自然や文化の見どころがたくさんあります。例えば、日光自然博物館や日光山輪王寺などです。国道120号線を走っていると、戦場ヶ原の入口にあたる三本松駐車場に到着します。ここからは戦場ヶ原を散策しました。

戦場ヶ原の見どころ・魅力

戦場ヶ原の遊歩道

戦場ヶ原では、湿原の自然や周辺の山々の景色を堪能することができます。戦場ヶ原には約350種類もの植物が生育しており、春から秋にかけては花々が咲き誇ります。特に秋には、草紅葉やカラマツなどが美しい色彩を見せてくれます。戦場ヶ原では、花や草木の名前を教えてくれる案内板が設置されています。また、戦場ヶ原では野鳥や昆虫などの動物も観察することができます。例えば、キタキツネやニホンカモシカなどです。

戦場ヶ原では、湿原を一周する遊歩道が整備されています。遊歩道は約6キロメートルあり、所要時間は約2時間です。遊歩道では、木道や橋が設置されており、足元も安心です。遊歩道では、湿原の植物や動物を観察したり、周囲の山々の景色を眺めたりすることができます。遊歩道にはいくつかの分岐点があり、自分の好みに合わせてコースを選ぶことができます。例えば、赤沼や尾切沼などの沼地や、竜頭滝などの滝を見ることができるコースがあります。

戦場ヶ原では、自然だけでなく文化や歴史も楽しむことができます。戦場ヶ原には神話や伝説にまつわる地名が多くあります。

戦場ヶ原の神話と名前の由来

戦場ヶ原の名前の由来は、古代にこの地で起きたとされる神話に関係しています。その神話は、「戦場ヶ原神戦譚」と呼ばれています。

かつてこの地は中禅寺湖をめぐって二荒神(男体山)と赤城神(赤城山)が争っていました。二荒神は大蛇に、赤城神は大ムカデに化けて戦いました。その戦いは激しく、二荒神が赤城神を噛み切った血が流れ出したところが赤沼です。
また、赤城神が逃げる途中で尾を切られたところが尾切沼です。
最後に二荒神が赤城神を追い詰めて倒したところが竜頭滝です。その後、二荒神は中禅寺湖を自分の領地としました。

この神話は、古代に毛野国(現在の栃木県と群馬県)が上野国と下野国に分かれる際に、有力な豪族が争った歴史を反映しているとも考えられています。


また、戦場ヶ原の名前は、この神話の戦場に由来するという説のほかに、広い原野であることから「千畳が原」に由来するという別説もあります。

戦場ヶ原のバイク駐車場

戦場ヶ原には、バイクを駐車できる場所がいくつかあります。その中でもおすすめなのは、三本松駐車場です。三本松駐車場は、戦場ヶ原の入口にある無料の駐車場で、約100台分のスペースがあります。三本松駐車場からは、遊歩道に直接入ることができます。また、三本松駐車場には、トイレや自動販売機などの設備もあります。三本松駐車場は、バイクで戦場ヶ原を訪れる際に便利な場所です。

戦場ヶ原周辺のツーリング情報

戦場ヶ原周辺には、バイクで楽しめる観光スポットや道路がたくさんあります。例えば、以下のようなものです。

華厳滝

日光三名瀑の一つで、高さ97メートルの迫力ある滝です。滝壺まで近づくことができます。華厳の滝のツーリング情報は以下の記事が参考になります。

竜頭滝

日光三名瀑の一つで、高さ15メートルの幅広い滝です。滝の上には竜頭橋がかかっています。

日光山輪王寺

日光東照宮とともに日光二社一寺を構成する寺院です。国宝や重要文化財などの建造物や仏像が多くあります。日光山輪王寺へのツーリング情報は以下の記事が参考になります。

日光東照宮

日光二社一寺を構成する神社で、徳川家康を祀っています。陽明門や眠り猫などの彫刻が有名です。日光東照宮へのツーリング情報は以下の記事が参考になります。

日光いろは坂

日光市街地から奥日光へと登る約8キロメートルのカーブが連続する山道です。下り坂専用道路(B線)では展望台や休憩所などがあります。いろは坂のツーリング情報は以下の記事が参考になりますので、ぜひご覧になられてください。

日光白根山

奥日光最高峰の活火山です。山頂付近には硫黄沼や火口湖などがあります。

小田代原

戦場ヶ原よりも高い位置にある湿原です。湿原には白樺林や高山植物が生育しています。

まとめ

今回は、栃木県日光市にある戦場ヶ原へツーリングに行ってきました。戦場ヶ原は、湿原の自然や歴史に溢れる戦場ヶ原へのツーリングを紹介しました。戦場ヶ原は、湿原の自然や周辺の山々の景色を堪能することができる絶好の観光スポットです。また、神話や伝説にまつわる地名や石碑、戦場ヶ原合戦や奥州戦争の戦跡や記念碑など、文化や歴史に触れることもできます。戦場ヶ原には、三本松駐車場という無料のバイク駐車場があり、そこから遊歩道に直接入ることができます。戦場ヶ原周辺には、華厳滝や日光東照宮などの観光スポットや、いろは坂や日光白根山などの道路があり、バイクで楽しむことができます。戦場ヶ原は、栃木県を代表するバイク旅の目的地です。

この記事が皆さんのツーリングの参考になれば幸いです。次回は別の場所へのバイク旅を紹介したいと思います。それでは、_hiroyuki.taでした。