こんにちは、_hiroyuki.taです。
今回は東京都心部から千葉県犬吠埼灯台までバイクでツーリングしてきました。
犬吠埼灯台は関東最東端の地として、日本一早い日の出や白亜の塔などで有名なスポットです。
バイクで行くと、海岸沿いの景色や風を感じながら走る快感が味わえますよ。
今回は、犬吠埼灯台とはどんな場所なのか、どうやって行ったのか、どんな見どころがあるのか、バイク駐車場はどこにあるのかなどを紹介したいと思います。
犬吠埼灯台とは
https://bus-tabi.net/pref/chiba/chiba-inubosakilighthouse/
犬吠埼灯台は、千葉県銚子市の犬吠埼に立つ第1等灯台です。
水郷筑波国定公園内に位置し、三方を海に囲まれた高さ約20mの海食台地の突端にそびえています。
海抜52mの白亜の塔は、銚子観光のシンボル的存在となっており、99段のらせん階段を登ると雄大な景色が広がります。
世界灯台100選、日本の灯台50選に選定され、Aランク保存灯台としても認められています。また、2020年には国の重要文化財に指定されました。
犬吠埼灯台は1874年に竣工しました。設計はイギリス人技師ブラントンで、初めて日本製のレンズを使用した西洋式灯台です。
現在は400ワットのメタルハライド電球を使用し、110万カンデラの光を放っています。光達距離は約36kmで、15秒ごとに1閃光します。犬吠埼灯台資料展示館では、犬吠埼灯台にまつわる資料や国産1等レンズなどが展示されています。
犬吠埼灯台までの経路
今回は東京都心部から犬吠埼灯台までバイクで行きました。
愛車はハーレーダビットソン FLSBスポーツグライドです。このバイクは大型エンジンと大容量タンクを持ちながらも、コンパクトなサイズと軽量なフレームで操縦性が高いです。高速道路や山道でも快適に走れます。
出発地点は隅田川大橋です。ここから首都高速9号深川線に入ります。
首都高速9号深川線は東京湾岸を走る高速道路で、スカイツリーやレインボーブリッジなどの景色が楽しめます。
辰巳JCTで首都高速湾岸線に乗り換えます。首都高速湾岸線は東京湾を一周する高速道路で、ディズニーランドや羽田空港などのランドマークが見えます。
東関東自動車道に入ると、千葉県の田園風景や工業地帯が広がります。佐原香取ICで東関東自動車道を出て、県道55号に入ります。
県道55号は銚子市の中心部を通る道路で、銚子電鉄や銚子漁港などの観光スポットがあります。
銚子電鉄は日本で最も短い路線距離を持つローカル線で、ぬれ煎餅駅や猫島駅などのユニークな駅名が有名です。ぬれ煎餅駅では、銚子のお土産として人気のぬれ煎餅を自分で焼いて食べることができます。
猫島駅では、野良猫が多く住む島に渡ることができます。
銚子漁港は日本有数の水揚げ量を誇る漁港で、新鮮な海の幸を味わうことができます。特に、鰹のたたきやさんま寿司などは絶品です。
県道55号から国道124号に入ります。
国道124号は太平洋に沿って走る道路で、海岸線の景色が美しいです。
途中には波崎海水浴場や波崎漁港などがあります。
波崎海水浴場は白い砂浜と青い海が広がるビーチで、夏には多くの人で賑わいます。
波崎漁港では、朝市やイベントが開催されることがあります。
国道124号から県道37号に入ります。
県道37号は銚子大橋を渡る道路で、利根川の河口を眺めることができます。
利根川は日本最長の河川で、豊かな自然や歴史を感じることができます。
県道37号から県道244号に入ります。
県道244号は犬吠埼灯台に向かう最後の道路です。
この道路はカーブや坂が多く、バイクで走ると楽しいです。
途中には佐藤春夫詩碑や高浜虚子の句碑などの文学散歩もあります。
佐藤春夫詩碑は「海」の一節を刻んだもので、海と灯台との調和が美しいです。
高浜虚子の句碑は「灯台見えて野分くるなり」の句を刻んだもので、灯台と風との対比が印象的です。
犬吠埼灯台の見どころ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8A%AC%E5%90%A0%E5%9F%BC%E7%81%AF%E5%8F%B0
犬吠埼灯台に到着すると、まず目に入るのは白亜の塔です。
この塔は高さ31.3mあり、周囲には何もないため非常に目立ちます。
塔の入口には300円を払って中に入ることができます。
中に入ると、99段のらせん階段があります。
この階段は非常に狭くて急なので、注意しながら登りましょう。
階段を登り切ると、塔頂には展望台があります。
ここからは、太平洋や利根川、銚子市街などの360度のパノラマが見渡せます。
特に、日の出や日の入りの時間帯は絶景です。
日本一早い日の出を見ることができる場所としても知られています。
展望台には、灯台の歴史や仕組みなどを説明するパネルや、周辺の地形や建物などを示す案内板もあります。
展望台からは、灯台の灯火室も見ることができます。
灯火室には、国産1等レンズが回転しています。
このレンズは直径2.5m、重さ3.5tもあります。レンズの内側には400ワットの電球がありますが、レンズの効果で110万カンデラの光を放っています。
塔の外に出ると、犬吠埼灯台資料展示館があります。
ここでは、犬吠埼灯台に関する資料や写真などが展示されています。
特に注目すべきは、国産1等レンズの原型となったフレネルレンズです。
このレンズはフランスから輸入されたもので、1871年に横浜港で火災にあった際に救出されたものです。
このレンズを参考にして、日本で初めて1等レンズが製造されました。その他にも、犬吠埼灯台の建設過程や改修履歴などを知ることができます。
犬吠埼灯台資料展示館の隣には、犬吠埼灯台記念館があります。
ここでは、犬吠埼灯台をテーマにしたグッズやお土産などが販売されています。
犬吠埼灯台のミニチュアやキーホルダー、ポストカードやマグカップなどがあります。
また、犬吠埼灯台のオリジナルスタンプも押すことができます。スタンプは塔頂と資料展示館と記念館にそれぞれあります。
犬吠埼灯台のバイク駐車場
https://blog.goo.ne.jp/danke96/e/1582a768bfce6b9828550d00b3a4133f
犬吠埼灯台にはバイク専用の駐車場はありませんが、普通車用の駐車場にバイクを停めることができます。駐車場は犬吠埼灯台記念館の前にあります。
駐車場から犬吠埼灯台までは徒歩約5分です。
駐車場から犬吠埼灯台へ向かう途中には、海岸沿いの遊歩道や展望台などがあります。
遊歩道からは波打ち際や岩礁などを見ることができます。展望台からは利根川河口や太平洋を一望できます。
まとめ
今回は東京都心部から千葉県犬吠埼灯台までバイクでツーリングしてきました。
犬吠埼灯台は関東最東端の地として、日本一早い日の出や白亜の塔などで有名なスポットです。
バイクで行くと、海岸沿いの景色や風を感じながら走る快感が味わえます。
犬吠埼灯台では、塔頂からの絶景や資料展示館の歴史的なレンズなどを見ることができます。
犬吠埼灯台記念館では、犬吠埼灯台のグッズやお土産などを買うことができます。犬吠埼灯台はバイクツーリングにおすすめのスポットです。