こんにちは、_hiroyuki.taです。
今回は、群馬県の四万温泉の奥にある奥四万湖(おくしまこ)にハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。奥四万湖は、四万ブルーと呼ばれる不思議な青色の水面が魅力的なダム湖です。この記事では、奥四万湖への経路や見どころ、バイク駐車場や周辺のツーリング情報などを紹介します。
美しい四万ブルーが特徴の奥四万湖
バイク乗りの間でも有名なツーリングロード・ツーリングスポットとなっています。
早速見ていきましょう!
奥四万湖とは
群馬県・四万温泉の一番奥に位置する奥四万湖は、四万川ダムによりつくられたダム湖です。 コバルトブルーと言ったらよいのでしょうか、不思議なあおい色をしています。 四万川の水やもう少し下流の四万湖の水がきれいな色をしているのは、この水のおかげです。 さらにこの湖を包むように広葉樹林が広がっています。秋にはこの山々が紅葉してとても美しい風景を作り出します。 湖の周りは車で一周できるようになっています。(堤防の上は一方通行になっていますので、時計回りにおまわり下さい) またダムの周りには「栂(つが)の広場」「赤沢安らぎ広場」「稲包せせらぎ公園」などの公園や見晴台、堤防の下側に「日向見公園」などが整備されています。
「https://nakanojo-kanko.jp/shima/spots/okushimako/」より引用
奥四万湖は、四万温泉の一番奥にある四万川をせき止めたダム湖です。
筆者も訪れましたがブルーの湖はため息が出るほどの美しさでした。
走りやすく眺めも良い関東パワースポットの一つといえるでしょう。
四万川ダムは1999年に完成した多目的ダムで、洪水調節や発電、利水などが目的です。ダムは重力式コンクリートダムで、景観に配慮して石垣風に装飾されています。ダム管理棟ではダムカードをもらえますので、ダム好きの方はぜひ行ってみてください。
奥四万湖の水はとても神秘的な青色をしています。最近では「四万ブルー」として注目されています。この色は、太陽光の加減や季節、時間帯などによって微妙に変化します。特に青くなる時期は、雪解け水が流れ込む4月から5月で、より一層美しい色を見ることができます。この青色の秘密は、湖水の成分に含まれるアロフェン粒子にあります。アロフェン粒子は粘土鉱物の一種で、太陽光が当たると青色に反射する性質があります。
奥四万湖までの経路
奥四万湖までの経路は、東京都心部からだと約3時間半ほどかかります。私は以下のルートで行きました。
- 1東京都心部から中央自動車道方面の首都高速都心環状線C1に入る
- 2竹橋JCTで関越自動車道 大宮方面から首都高速5号線池袋線を進む
- 3高島平出口を笹目橋/谷原方面に向かって進む
- 4新大宮バイパス 国道17号に入る
- 5水道道路を進み埼玉県道88号へ入る。
- 6東京外環自動車道 関越自動車道方面に進み、東京外環自動車道 東北縦貫自動車道に入る
- 7関越自動車道 関越道に入る
- 8渋川伊香保IC 出口から 国道17号/国道291号 に入り 渋川/吾妻 方面に向かって進む
- 9金井ICから国道353号に入る
- 10県道155号/県道35号に入る
- 11県道240号を経由し国道353号に入る
- 12松見橋を右折して国道353号ずっと進む
- 13奥四万湖へ到着する
このルートでは、上信越自動車道や国道353号線で自然豊かな景色を楽しむことができます。特に国道353号線はカーブやトンネルが多く、ライディングが気持ちいいです。ただし、路面状況や落石などに注意する必要があります。
奥四万湖へはハーレーで行ける?
春~秋の季節にかけてハーレーのような大型バイクでも奥四万湖へ行くことができます。
奥四万湖を周遊する道路に設営された眺望台の駐車スペースにも停車することが出来ます。
ただ駐車スペースの地面が凸凹しており不安定な場所もあるので停車する場合はバイクを倒したりしないように気をつけてください。
奥四万湖の見どころ・魅力
奥四万湖の見どころ・魅力は、やはりその美しい水面です。ダム堤防付近から見ると、コバルトブルーの水面が目に飛び込んできます。写真では伝わりにくいですが、実際に見るとその色彩に圧倒されます。晴れた日の午前中が特におすすめです。
その美しい色と眺めに心が洗われるようです。
ダム湖の周りには広葉樹林が広がり自然の壮大さとパワーを受け取る事ができます。
また、奥四万湖は一周約4kmの周遊道路があります。車で一周することもできますが、散策や自転車で回るのも楽しいです。周遊道路には、展望台や公園、トイレなどが整備されています。展望台からは、四万ブルーと深い森の緑がコントラストをなす絶景を眺めることができます。自撮り用の撮影台もありますので、フォトスポットとしてもおすすめです。
奥四万湖では、湖面でのアクティビティも楽しむことができます。カヌーやスタンドアップパドル(SUP)などが体験できます。透明度抜群の湖面に浮かぶと、まるで空に浮いているような感覚になります。
奥四万湖のバイク駐車場
奥四万湖には、無料のバイク駐車場があります。ダム堤防付近には約10台分のスペースがあります。また、周遊道路沿いにもいくつかの駐車スペースがあります。ただし、冬期は周遊道路が閉鎖されるので注意してください。
奥四万湖周辺のツーリング情報
奥四万湖周辺は奥四万の自然豊かな絶景ポイントやツーリングスポットがあります。
筆者がツーリングした際のレポートを紹介させていただくので皆様のツーリング計画のお役に立てていただけたら嬉しいです。
四万温泉
奥四万湖から約3kmのところにある温泉街です。歴史ある温泉地で、源泉数は80以上もあります。温泉街には多彩な宿泊施設や飲食店があります。また、四万温泉神社やせせらぎ公園なども見どころです。
四万温泉へのツーリング情報を以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
榛名神社
榛名(はるな)神社は、上毛三山のひとつ榛名山の中腹にある神社です。榛名神社が建てられたのは6世紀後半といわれ、1400年を越える歴史ある神社です。沢沿いの境内は深い森とたくさんの奇岩・巨岩に囲まれてパワースポットとして注目を集めています。
榛名山へのツーリング情報を以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
榛名湖
榛名湖は、群馬県高崎市にある標高1,100メートルのカルデラ湖です。
カルデラ湖とは、火山が噴火して崩壊した跡に水が溜まった湖のことで、日本では中禅寺湖に次いで2番目に高い場所にあります。
榛名湖は周囲約4.8キロメートルで、最深部は約15メートルです。
湖畔には遊覧船やボート、オートキャンプ場などの施設があり、家族やカップルで楽しめます。
また、榛名山は上毛三山の一つで、登山やハイキングも人気です。
榛名神社や榛名富士などの見どころもあります。
榛名湖へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
野反湖
野反湖は、群馬県吾妻郡中之条町にある人造湖です。
1928年に完成した野反ダムによってできたもので、水力発電や農業用水の供給などに利用されています。野反湖は、周囲約4キロメートルの円形の湖で、水深は最大で約40メートルあります。
野反湖は、日本百名湖のひとつに選ばれており、国の名勝および天然記念物に指定されています。
野反湖は、標高1,200メートルの高原に位置しており、周囲には浅間山や志賀高原などの山々が連なっています。野反湖では、春は桜やミツバツツジなどの花々が咲き誇り、夏は涼しく爽やかな風が吹き、秋は紅葉が美しく色づき、冬は雪景色が広がります。四季折々の自然を楽しむことができる野反湖は、バイクツーリングにぴったりのスポットです。
野反湖へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
渋峠
渋峠は、群馬県吾妻郡中之条町と長野県下高井郡山ノ内町の間にある峠で、国道292号線が通っています。この国道292号線は、浅間・白根・志賀さわやか街道と呼ばれており、浅間山や草津白根山などの火山や高原の景色を楽しめるドライブコースです。渋峠はその中でも最も標高が高く、日本国道最高地点の石碑が建っています。この石碑は2004年に建てられたもので、バイク乗りやドライバーの聖地となっています。渋峠ホテルでは、「日本国道最高地点到達証明書」も発行しています。
渋峠からは、絶景が広がります。特に早朝や夕方には雲海が発生することが多く、まるで天空の城のような光景を見ることができます。天気が良ければ富士山や日本海までも見えるというから驚きです。
渋峠へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
太子駅跡
太子駅跡は群馬県吾妻郡中之条町に位置しています。ここはかつて国鉄吾妻線太子支線の駅でしたが、現在はその駅跡が観光スポットとなっています。戦時中に鉄鉱石を搬出するために開業した貨物専用線で、戦後も旅客輸送が行われましたが、昭和46年(1971年)に廃線となりました。現在は、復元されたホームやレール、駅舎が当時の趣を再現しています。
太子駅跡へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。
まとめ
今回は、群馬県の奥四万湖にハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。奥四万湖は、神秘的な青色の水面に感動するダム湖です。周遊道路や展望台からその美しさを堪能することができます。また、カヌーやSUPなどのアクティビティも楽しめます。周辺には四万温泉や赤沢自然休養林などもありますので、一日中楽しむことができます。