【世界遺産ツーリング】【山梨県】韮山反射炉へのバイク旅!ノスタルジーと歴史巡りの一人旅

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、日本で唯一現存する実用反射炉である韮山反射炉にハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。韮山反射炉は、世界遺産にも登録されている貴重な史跡ですが、バイクで行くとどんな感じなのでしょうか?その様子をレポートします。

スポンサーリンク

韮山反射炉とは

韮山反射炉とは、江戸時代末期に幕府が築造した反射炉の遺跡です。反射炉とは、石炭や木炭を燃やして高温にした空気を金属に当てて溶かす装置のことです。韮山反射炉では、鋳鉄や青銅を溶かして大砲を作っていました。幕末の海防強化のために建設されたもので、日本で最初に西洋式の大砲を自力製造した場所です。現在は、国の史跡に指定されており、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されました。

韮山反射炉までの経路

今回は、東京都心部から出発しました。まずは首都高速道路を利用して東名高速道路に入ります。東名高速道路では、沼津インターまたは長泉沼津インターから伊豆縦貫自動車道に乗り換えます。伊豆縦貫自動車道では、大場・函南インターで下りて県道136号に入ります。県道136号では、函南町大土肥から県道132号に入ります。県道132号では、反射炉カノンロードという看板が目印です。そこから少し走ると、韮山反射炉が見えてきます。

このルートでは、約2時間半ほどかかりました。途中には休憩所やコンビニもありますが、伊豆縦貫自動車道ではサービスエリアがありませんのでご注意ください。また、県道136号や県道132号は幅員が狭くカーブも多いので安全運転を心がけましょう。

韮山反射炉の見どころ

韮山反射炉に到着すると、まず目に入るのが高さ約15メートルの連双2基4炉の反射炉本体です。外側は伊豆産の石で積み上げられており、内部は耐火レンガで作られています。当時の姿をそのまま残している貴重な建造物です。

反射炉本体の前には、当時製造された大砲が展示されています。中でも注目なのが、鋳鉄製18ポンドカノン砲です。これは日本初の西洋式大砲であり、韮山反射炉で鋳造されたものです。その重さは約1.5トンもあります。他にも青銅製のカノン砲や臼砲などがありますが、これらは韮山反射炉で製造されたものではなく、他の場所で作られたものを移設したものです。

反射炉本体の横には、ガイダンスセンターがあります。ここでは、韮山反射炉の歴史や仕組み、世界遺産としての価値などをパネルや映像で紹介しています。また、韮山反射炉の模型や当時使用された道具なども展示されています。ガイダンスセンターでは、ボランティアガイドの方が詳しく説明してくれます。ガイドは予約不要で無料ですが、人数によっては分かれて案内される場合があります。

韮山反射炉のバイク駐車場

韮山反射炉には、バイク用の駐車場があります。反射炉本体のすぐ近くにある専用駐車場には、バイク用のスペースがあり、無料で利用できます。

まとめ

今回は、東京からハーレー スポーツグライド(FLSB)で韮山反射炉にツーリングしてきました。韮山反射炉は、日本で唯一現存する実用反射炉であり、世界遺産にも登録されている貴重な史跡です。幕末の海防強化のために建設された反射炉本体や当時製造された大砲を見ることができます。また、ガイダンスセンターでは、ボランティアガイドの方が詳しく説明してくれます。バイクで行く場合は、無料のバイク用駐車場がありますが、一方通行やUターンポイントに注意してください。

韮山反射炉は、歴史や文化に興味のある方におすすめのスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。

※ 韮山反射炉(英語:Nirayama Reverberatory Furnaces)