こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、長野県の中山道にある歴史的な宿場町、奈良井宿にハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。奈良井宿は、江戸時代に栄えた「奈良井千軒」と呼ばれるほどの賑わいを見せた宿場町で、現在も国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。木曽路の中でも最も標高が高く、難所の鳥居峠を控えているため、冬場は雪に閉ざされることもありますが、春から秋にかけては多くの観光客やバイク乗りで賑わいます。今回は、東京都心部から奈良井宿までの経路や見どころ、バイク駐車場などを紹介します。
奈良井宿とは
奈良井宿は、中山道六十九次の中で、東海道と共有する草津・大津宿を抜いた純粋な中山道六十七宿中(板橋から守山まで)、奈良井宿は江戸側の板橋宿から数えても京側の守山宿から数えても34番目に位置する、中山道の丁度真ん中の宿場町です。木曽11宿の中では最も標高が高く、難所の鳥居峠を控え、多くの旅人で栄えた宿場町は「奈良井千軒」と謳われました。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、往時の面影を色濃く残しています。今までにたくさんの賞を受賞してきたこの宿場は、連続テレビ小説「おひさま」の舞台にもなり、日本のありのままの美を感じることのできる地として、毎年国内外から多くの人が訪れ、この歴史的な宿場に魅了されています。
奈良井宿までの経路
今回は東京都心部から奈良井宿までハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。以下が私が走ったルートです。
- 東京都心部から首都高速道路を利用して東名高速道路に入ります。
- 東名高速道路を走り続けて沼津ICで下ります。
- 国道1号線を西へ進みます。
- 富士川SAで休憩します。
- 国道1号線から国道52号線に入ります。
- 国道52号線を北上し、富士川ICで中央自動車道に入ります。
- 中央自動車道を走り続けて塩尻ICで下ります。
- 国道19号線を南下し、奈良井木曽大橋交差点で左折します。
- 奈良井駅裏側にある道の駅奈良井宿に到着します。
このルートは、約300kmで約5時間の走行時間です。
奈良井宿の見どころ
奈良井宿には、江戸時代の雰囲気を感じることができる見どころがたくさんあります。以下にいくつか紹介します。
- 町並み:奈良井宿の町並みは、国道19号線に沿って南北約1kmにわたって続いています。町並みは南北両端に神社があり、町の背後の山裾に五つの寺院が配されています。町並みの中には本陣や脇本陣、問屋などが置かれていました。建物の大部分は中二階建てで、低い二階の全面を張り出して縁とし、勾配の緩い屋根をかけて深い軒を出しています。屋根は石置き屋根であったが、今日はほとんど鉄板葺きです。二階正面に袖壁をもつものもあり、変化のある町並みを構成しています。町並みを歩くと、江戸時代にタイムスリップしたような感覚になります。
- 木曽の大橋:奈良井宿の南端にある木曽川に架かる橋です。木曽川は中山道最大の難所とされ、多くの旅人が渡河する際に苦労しました。江戸時代には渡し舟や筏などが利用されていましたが、明治時代になって初めて木造の橋が架けられました。その後、洪水や火災などで何度も流失や焼失しましたが、現在の橋は昭和30年代に架けられたもので、全長約200mです。橋からは木曽川や奈良井宿の町並みを眺めることができます。
- 鎮神社:奈良井宿の北端にある神社です。奈良井宿の産土神として信仰されており、境内には江戸時代に建てられた本殿や拝殿、鳥居などがあります。
奈良井宿のバイク駐車場
奈良井宿には、バイク乗りに嬉しい駐車場があります。以下に紹介します。
- 道の駅奈良奈良木曽の大橋:奈良井宿の南端にある木曽川沿いにも、無料のバイク駐車場があります。ここからは木曽川や木曽の大橋を見ることができます。
まとめ
今回は、東京都心部から長野県の奈良井宿までハーレー スポーツグライド(FLSB)でツーリングしてきました。奈良井宿は、江戸時代の雰囲気を残す歴史的な宿場町で、町並みや神社、橋などを見て回ることができました。また、バイク駐車場も無料で利用できるため、バイク乗りにとっても便利な観光地です。奈良井宿は日本の美を感じることができる素晴らしい場所です。ぜひ一度訪れてみてください。
奈良井宿(英語:Narai-juku)