【関東観光ツーリング】【群馬県】四万温泉へバイク旅!ノスタルジーとレトロと散策

こんにちは、_hiroyuki.taです。

今回は、群馬県の名湯・四万温泉へのツーリングをご紹介します。

私は東京都心部から約200キロメートルの距離にある四万温泉までバイクで走ってきました。
途中、美しい景色や歴史ある建物、そして温泉に癒された素晴らしい旅でした。

この記事では、四万温泉とはどんなところなのか、どうやって行くのか、何が見どころなのか、バイク駐車場はどこにあるのかなどを詳しくお伝えします。

美しい四万ブルーをたたえる奥四万湖
そしてそこに向かう道中に見えるのは四万温泉郷
ハーレー乗りとして立ち寄らないわけにはいきませんよね

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群馬県 四万温泉とは

四万温泉(しまおんせん)は、群馬県にある温泉地で群馬県吾妻郡中之条町にある新潟県との境にある上信越高原国立公園内にある温泉郷です。

四万という名前は、四万種類の病気に効くという伝説からきています。江戸時代から湯治場として栄えた歴史があり、その昔は武士や僧侶が訪れていました。現在では、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットです。

四万温泉の特徴は、その豊富な湯量と多様な泉質です。約40箇所もの源泉があり、無色透明から茶色や白濁までさまざまな色や匂いのお湯が楽しめます。また、共同浴場や足湯なども点在しており、散策しながら温泉を楽しむことができます。

全国的に有名な草津温泉も近くにありますが昭和レトロな町並みと、宴会型の大きな旅館がないのが、どこか昔を思い出す魅力を感じます。

約40軒ある旅館は、そのほとんどが四万川に沿って立ち並んでいます。

四万温泉の歴史

出典:「https://storage.googleapis.com/nakanojo-kanko-media-shima/2/2019/06/history2.jpg」

四万温泉の名前は、四万の湯が『四万(よんまん)の病を癒す霊泉』であるとする伝説に由来します。
四万温泉の起源は二説あります。

  • 征夷大将軍坂上田村麻呂が入浴した事から誕生
  • 日向守碓氷貞光が童子(神)から神託を受けたことが始まり

歴史と伝説が残るノスタルジックな魅力と情緒溢れるスポットが四万温泉なのです。

四万温泉の見どころ

四万温泉には、温泉以外にも見どころがたくさんあります。以下に、私がおすすめするスポットをいくつか紹介します。

インスタグラムでも有名な「積善館」

四万温泉にある積善館はインスタグラムでも映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のようだと話題になり写真撮影を目当てに訪れる人もすくなくありません。

その佇まいはまさに千尋が過ごした湯屋の外観に似ていて、映画の世界に来たような、どこか少しセンチメンタルに浸れるような雰囲気です。

四万温泉に来られた際には見どころの一つとして覚えておくと良いでしょう。

積善館は四万温泉で最も古い旅館で、元禄7年(1694年)に創業しました。本館は群馬県の重要文化財に指定されており、昭和初期のレトロな雰囲気が漂います。宿泊客以外でも日帰り入浴が可能で、映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる大浴場「湯元館」を体験できます。

四万川ダム

四万川ダムの眺め

四万温泉から車で約15分のところにあるダムです。ダム湖はエメラルドグリーンに輝き、周囲には自然豊かな公園やキャンプ場があります。ダムの上からは、四万川の流れや山々の景色を眺めることができます。

四万温泉へのアクセス

東京都心部から四万温泉へのルート
  • 東京都心部から中央自動車道方面の首都高速都心環状線C1に入る
  • 2
    竹橋JCTで関越自動車道 大宮方面から首都高速5号線池袋線を進む
  • 3
    高島平出口を笹目橋/谷原方面に向かって進む
  • 4
    新大宮バイパス 国道17号に入る
  • 5
    水道道路を進み埼玉県道88号へ入る。
  • 6
    東京外環自動車道 関越自動車道方面に進み、東京外環自動車道 東北縦貫自動車道に入る
  • 7
    関越自動車道 関越道に入る
  • 8
    渋川伊香保IC 出口から 国道17号/国道291号 に入り 渋川/吾妻 方面に向かって進む
  • 9
    金井ICから国道353号に入る
  • 10
    県道155号/県道35号に入る
  • 11
    県道240号を経由し国道353号に入る
  • 12
    松見橋を右折して国道353号を経由し県道239号に入る
  • 13
    四万温泉へ到着する

四万温泉にはハーレーで行くことができるのか

四万温泉にはハーレーで行くことができます

温泉郷の入り口、四万川沿いに市営の無料駐車場がありますので、その一角にハーレーを止めて温泉街に徒歩で入ることができます。

駐車場の入口付近が多少坂になっているので立ちごけにはご注意ください。

四万温泉のバイク駐車場

四万温泉には、バイク専用ではありませんが、一般の駐車場を利用することができます。以下に、私が利用したり見かけたりした駐車場をいくつか紹介します。

桐ノ木平駐車場

四万温泉の中心部にある無料の大型駐車場です。約200台分のスペースがあり、バイクも停められます。ただし、休日やシーズンは混雑することが多いので注意してください。

四万温泉桐の木平駐車場

〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4237−40

河川敷駐車場

四万温泉の中心部から少し離れたところにある無料の駐車場です。約50台分のスペースがあり、バイクも停められます。河川敷に隣接しており、四万川のせせらぎを聞きながら休憩できます。

四万温泉周辺 無料駐車場

〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4001

あやめや旅館

四万温泉の中心部にある旅館です。私はここに宿泊しましたが、バイク乗りにおすすめのプランがあります。屋根つき駐輪場への優先駐輪や、夕食時に焼酎のサービスなどがあります。また、ツーリングポイントやはらぺこスポットのご紹介もしてくれます。

四万温泉 あやめや旅館

〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万4238−45

積善館

四万温泉で最も古い旅館です。宿泊客以外でも日帰り入浴ができますが、その際にはバイクを旅館の前に停めることができます。ただし、スペースが限られているので、事前に電話で確認することをおすすめします。

積善館本館 宿泊者 駐車場

〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町四万

四万温泉周辺のツーリング情報

四万温泉周辺は奥四万の自然豊かな絶景ポイントやツーリングスポットがあります。
筆者がツーリングした際のレポートを紹介させていただくので皆様のツーリング計画のお役に立てていただけたら嬉しいです。

奥四万湖

奥四万湖は、四万温泉の一番奥にある四万川をせき止めたダム湖です。
筆者も訪れましたがブルーの湖はため息が出るほどの美しさでした。

走りやすく眺めも良い関東パワースポットの一つといえるでしょう。

奥四万湖の水はとても神秘的な青色をしています。最近では「四万ブルー」として注目されています。この色は、太陽光の加減や季節、時間帯などによって微妙に変化します。特に青くなる時期は、雪解け水が流れ込む4月から5月で、より一層美しい色を見ることができます。


奥四万湖へのツーリング情報を以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

榛名神社

榛名(はるな)神社は、上毛三山のひとつ榛名山の中腹にある神社です。榛名神社が建てられたのは6世紀後半といわれ、1400年を越える歴史ある神社です。沢沿いの境内は深い森とたくさんの奇岩・巨岩に囲まれてパワースポットとして注目を集めています。


榛名山へのツーリング情報を以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

榛名湖

榛名湖は、群馬県高崎市にある標高1,100メートルのカルデラ湖です。
カルデラ湖とは、火山が噴火して崩壊した跡に水が溜まった湖のことで、日本では中禅寺湖に次いで2番目に高い場所にあります。
榛名湖は周囲約4.8キロメートルで、最深部は約15メートルです。
湖畔には遊覧船やボート、オートキャンプ場などの施設があり、家族やカップルで楽しめます。
また、榛名山は上毛三山の一つで、登山やハイキングも人気です。
榛名神社や榛名富士などの見どころもあります。


榛名湖へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

野反湖

野反湖は、群馬県吾妻郡中之条町にある人造湖です。

1928年に完成した野反ダムによってできたもので、水力発電や農業用水の供給などに利用されています。野反湖は、周囲約4キロメートルの円形の湖で、水深は最大で約40メートルあります。

野反湖は、日本百名湖のひとつに選ばれており、国の名勝および天然記念物に指定されています。

野反湖は、標高1,200メートルの高原に位置しており、周囲には浅間山や志賀高原などの山々が連なっています。野反湖では、春は桜やミツバツツジなどの花々が咲き誇り、夏は涼しく爽やかな風が吹き、秋は紅葉が美しく色づき、冬は雪景色が広がります。四季折々の自然を楽しむことができる野反湖は、バイクツーリングにぴったりのスポットです。


野反湖へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

渋峠

渋峠は、群馬県吾妻郡中之条町と長野県下高井郡山ノ内町の間にある峠で、国道292号線が通っています。この国道292号線は、浅間・白根・志賀さわやか街道と呼ばれており、浅間山や草津白根山などの火山や高原の景色を楽しめるドライブコースです。渋峠はその中でも最も標高が高く、日本国道最高地点の石碑が建っています。この石碑は2004年に建てられたもので、バイク乗りやドライバーの聖地となっています。渋峠ホテルでは、「日本国道最高地点到達証明書」も発行しています。

渋峠からは、絶景が広がります。特に早朝や夕方には雲海が発生することが多く、まるで天空の城のような光景を見ることができます。天気が良ければ富士山や日本海までも見えるというから驚きです。


渋峠へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

太子駅跡

太子駅跡は群馬県吾妻郡中之条町に位置しています。ここはかつて国鉄吾妻線太子支線の駅でしたが、現在はその駅跡が観光スポットとなっています。戦時中に鉄鉱石を搬出するために開業した貨物専用線で、戦後も旅客輸送が行われましたが、昭和46年(1971年)に廃線となりました。現在は、復元されたホームやレール、駅舎が当時の趣を再現しています。


太子駅跡へのツーリング情報も以下の記事にまとめましたので良ければご覧になってください。

まとめ

今回は、群馬県の名湯・四万温泉へのツーリングをご紹介しました。四万温泉は、豊富な湯量と多様な泉質が魅力の温泉地で、歴史や文化も感じられる場所です。また、周辺には絶景や歴史的な建物などもあり、バイクで走るのに最適です。バイク駐車場もいくつかありますが、休日やシーズンは混雑する可能性があるので注意してください。

私はバイクで東京都心部から約200キロメートルの距離にある四万温泉まで走ってきましたが、とても楽しい旅でした。バイク乗りの皆さんも、ぜひ四万温泉へのツーリングを試してみてください。きっと素晴らしい思い出になると思います。

それでは、次回もまた素敵なツーリングをお届けします。_hiroyuki.taでした。