【関東日帰りツーリング】【埼玉県】五千頭の龍が昇る聖天宮 へバイク旅!芸術とパワースポット一人旅

こんにちは、_hiroyuki.taです。

今回は、埼玉県坂戸市にある台湾の道教の宮「五千頭の龍が昇る聖天宮」へのツーリングをご紹介します。

私は東京都心部からハーレー スポーツグライド(FLSB)で出発しましたが、この聖天宮は日本国内最大の道教建築で、台湾の文化や雰囲気を味わえる素敵なスポットです。

台湾式のおみくじやお土産も楽しめますよ。それでは、早速行ってみましょう!

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五千頭の龍が昇る聖天宮とは

五千頭の龍が昇る聖天宮は台湾・中国の道教のお宮です。
埼玉県の路の傍らに突如姿を表す豪華絢爛なたたずまいは目が覚めるものがあります。

美しい彩色と色鮮やかな創りが通行人の目をひき魅力あふれる佇まいでお宮の中を拝見すると朱色の柱や作り込まれた精細な彫刻などなど芸術的な空気感に包まれています。

五千頭の龍が昇る聖天宮は、1995年に開宮した比較的新しい寺院です。台湾人貿易商の康國典(こうこくてん)さんが、難病を治癒した記念として建立したそうです。その名の通り、寺院には五千頭もの龍が彫刻や装飾として施されており、圧巻の美しさです。また、寺院には19人もの神様が祀られており、学業や健康、縁結びなど様々な願い事ができます。台湾では道教と仏教が混合した信仰が一般的で、その多様性や豊かさを感じられる場所です。

五千頭の龍が昇る聖天宮までの経路

私は東京都心部から五千頭の龍が昇る聖天宮までバイクでツーリングしました。経路は次のようになります。

東京都心部から五千頭の龍が昇る聖天宮へのルート
  • 1
    首都高速都心環状線を走り、池袋線を経由し高島平出口からおりる。笹目橋方面に向かって走る。
  • 国道17号線に入る。
  • 3
    水道道路を進み、県道88号を経由し東京外環自動車道に入る。
  • 4
    大泉JCTで新潟方面の標識に従い関越自動車道へ入る。
  • 5
    鶴ヶ島JCTで東北自動車道方面 圏央道の標識に従う。
  • 6
    坂戸IC出口から高速道路を下り、坂戸方面に向かって進む
  • 7
    五千頭の龍が昇る聖天宮へ到着!

この経路では約1時間半ほどかかります。

周辺には川越市や飯能市など見どころも多いです。川越市では江戸時代の風情を残す蔵造りの町並みや時の鐘など歴史的な建造物を見学できますし、飯能市では自然豊かな秩父地方や奥多摩地方への入り口となっています。

私は今回は目的地へ直行しましたが、時間に余裕があれば少し遠回りして寄り道もおすすめです。

五千頭の龍が昇る聖天宮の見どころ・魅力

五千頭の龍が昇る聖天宮 正門

五千頭の龍が昇る聖天宮に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは正面入口にある巨大な龍門です。この門には四匹もの龍が彫られており、その迫力に圧倒されます。門の上には「五千頭の龍が昇る聖天宮」という文字が金色に輝いています。この門をくぐると、境内に入れます。

境内には、前殿・本殿・後殿の三つの建物があります。それぞれの建物には様々な神様が祀られており、参拝する際には正しい順番や作法を守る必要があります。基本的には、前殿の三宝仏(釈迦・阿弥陀仏・薬師如来)→本殿の聖観世音菩薩→後殿の文昌帝君・水仙尊王・媽祖娘娘・註生娘娘・関聖帝君・月下老人の順に三拝して回ります。三拝とは、線香を頭上にかかげて3回頭を下げることです。また、参拝する前には自分の名前や住所、生年月日、職業などを心の中で自己紹介し、具体的な願い事を伝えます。

建物の中に入ると、目を奪われるのは天井や壁面に施された龍の彫刻や装飾です。五千頭という数だけあって、どこを見ても龍がいっぱいです。特に本殿の天井にある九龍石柱は見逃せません。一本の石柱から彫り出された九匹の龍が天井まで伸びており、その技巧と美しさに感嘆します。また、後殿の扉にある木彫りの武神も迫力満点です。これらの彫刻や装飾はすべて台湾から取り寄せたもので、台湾人の職人さんたちが手作りしたそうです。

台湾式のおみくじで運勢を占うことができる?

五千頭の龍が昇る聖天宮では、台湾式のおみくじで運勢を占うことができます。台湾式のおみくじは日本と違ってちょっと複雑ですが、面白いですよ。まずは前殿で線香を買って火をつけます。そして三宝仏に向かって自己紹介と願い事を心の中で唱えます。その後、赤い三日月形の木片(神筊)を二つ投げて、その結果でおみくじを引いてもよいか神様に確認します。片方が表でもう片方が裏だったらOKですが、両方表だったらNGです。両方裏だったらもう一度やり直しです。

神様から許可が出たら、次は長い木の棒(おみくじ棒)を引きます。棒に書かれた番号を覚えておきましょう。その番号と同じおみくじの番号を備え付けの引き出しから取り出します。おみくじは無料ですが、お礼として線香代や寄付金などを払うことができます。

フォトジェニックが喜ぶ要素が満載!

五千頭の龍が昇る聖天宮は、写真好きにはたまらないスポットです。境内には色とりどりの花や鳥、魚などが飾られており、四季折々の美しさを楽しめます。特に春には桜や梅、菜の花などが咲き誇り、龍の彫刻とのコントラストが素晴らしいです。また、夏には灯籠や提灯が点灯され、幻想的な雰囲気を演出します。秋には紅葉やコスモス、冬には雪景色や梅の花など、一年中見どころがあります。

また、寺院の建物や彫刻も写真映えします。特に本殿の天井にある九龍石柱は必見です。この石柱は一枚の大理石から彫り出されたもので、高さは約6メートル、重さは約30トンもあります。九匹の龍が天井まで伸びており、その技巧と美しさに感嘆します。この石柱を上から下まで撮影するのは難しいですが、角度や光を工夫すれば素敵な写真が撮れますよ。

五千頭の龍が昇る聖天宮のバイク駐車場

聖天宮の駐車場から撮影したアメリカンバイク

五千頭の龍が昇る聖天宮には、バイク駐車場があります。寺院の入口から少し離れた場所にありますが、看板が出ているので分かりやすいです。バイク駐車場は無料で利用できますが、空きが少ない場合は近くのコインパーキングなどを利用する必要があります。また、バイク駐車場は夜間は閉鎖されるので、注意してくださいね。

バイク乗りとしての意見ですが、駐車場から聖天宮の建物をバックに自分のバイクを撮影すると日本で撮影したとは思えないような写真になったり特別な楽しみ方をすることが出来ます。

車の方は花壇がバリケードになっていて撮影は難しいかもしれませんがバイクの方は美味いこと角度を気をつければ駐車場からも映える写真を撮影することが出来ます。

五千頭の龍が昇る聖天宮周辺のツーリング情報

五千頭の龍が昇る聖天宮周辺には、他にもツーリングにおすすめのスポットがあります。

小江戸 川越

川越は、江戸時代に武蔵国の代官所が置かれたことから、政治・経済・文化の中心地として発展しました。そのため、多くの武家屋敷や商家が建てられ、火災に強い蔵造りの建物も多く残されました。これらの古い建築物や町並みが「小江戸」という愛称で親しまれています。川越は、歴史的な観光地だけでなく、川越祭りや芋祭りなどのイベントや、芋菓子や川越うどんなどの名物グルメも魅力的です。

川越のツーリング情報は以下の記事が参考になりますので、皆様のツーリングプランに役に立てていただけたら嬉しいです。

川越水上公園

川越水上公園は、埼玉県川越市にある県営公園です。水と緑の空間を創出することを目的として造られ、芝生広場や散策路などがある緑豊かな44.6haの広大な敷地を持ちます。約330本のサクラが続くサクラ並木、秋の紅葉やヒガンバナは見応えがあります。

川越水上公園のツーリング情報は以下の記事が参考になりますので、皆様のツーリングプランにお役立てください。

吉野百穴

吉見百穴に到着すると、まず目に飛び込んでくるのは、岩山に無数の穴が開いている光景です。これだけでも圧巻ですが、さらに驚くのは、その穴の中に入れるということです。吉見百穴では、一部の穴は立ち入り禁止になっていますが、多くの穴は自由に見学できます。

吉野百穴のツーリング情報は以下の記事が参考になりますので、こちらも皆様のツーリングプランにお役立てください。

高麗神社

出世は時の運が大事とも言われ、どの時代も富と名声を求めて我こそはと名乗りを上げる強者達を翻弄しきました。

そんな強者達が参拝する、ある神社が埼玉県の日高にある「高麗神社」です。高麗神社は皇族の方も参拝すると言われる特別なパワースポットとなっているようです。

高麗神社のツーリング情報は以下の記事が参考になりますので、こちらも皆様のツーリングプランにお役立てください。

巾着田

また、寺院から約20キロメートルほど離れた場所にある「巾着田」は、自然や歴史に興味のある方におすすめです。ここでは、春には桜や菜の花、秋にはコスモスや紅葉などが咲き誇り、美しい景色を楽しめます。

まとめ

今回は、埼玉県坂戸市にある台湾の道教の宮「五千頭の龍が昇る聖天宮」へのツーリングをご紹介しました。この聖天宮は日本国内最大の道教建築で、台湾の文化や雰囲気を味わえる素敵なスポットです。台湾式のおみくじやお土産も楽しめますし、フォトジェニックな要素も満載です。また、周辺にも見どころが多く、一日中楽しめますよ。ぜひ一度訪れてみてくださいね。

それでは、今回はこの辺で失礼します。次回もまた素敵なツーリング情報をお届けします。_hiroyuki.taでした。バイバイ!