【関東絶景観光ツーリング】【山梨県】 忍野八海へバイク旅!綺麗な水と世界遺産を巡る一人旅|駐車場アクセスなども

こんにちは、_hiroyuki.taです。今回は、ハーレー スポーツグライド(FLSB)で山梨県の忍野八海までツーリングしてきました。

忍野八海は、富士山の雪解け水が湧き出す8つの池で、国の名勝・天然記念物に指定されています。また、世界遺産にも登録されている富士山信仰の霊場でもあります。

この記事では、忍野八海とは何か、どうやって行くか、どこが見どころか、どこにバイクを駐車できるかなどを紹介します。忍野八海の魅力を、ぜひ皆さんにも伝えたいと思います。

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忍野八海とは 旅をもっと楽しむ前提知識!

忍野八海とは、山梨県南都留郡忍野村にある8か所の湧水池の総称です。

忍野八海の水は、富士山から流れ出た雪解け水が溶岩層を通って20年以上かけてろ過されたもので、非常に透明度が高く、日本名水百選にも選ばれています。忍野八海のそれぞれの池には、北斗七星にちなんだ名前が付けられており、出口池・お釜池・底抜池・銚子池・湧池・濁池・鏡池・菖蒲池と呼ばれています。

また、忍野八海は「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録された構成資産の一つでもあります。

忍野八海と世界遺産の歴史

忍野八海は「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)など」の観点から、昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定されました。

昭和60年(1985年)に、環境庁から全国名水百選に選定されています。

また、平成6年(1993年)には、県富岳百景選定地にも指定されました。

そして平成25年(2013年)6月、富士信仰の古跡霊場や富士道者の禊ぎの場の歴史や伝説、 富士山域を背景とした風致の優れた水景を保有する「忍野八海」は、世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されました。

忍野八海までの経路

今回は、東京都心部から忍野八海までバイクでツーリングしてきました。経路は次のようになります。

  • 東京都心部から首都高速道路を利用して中央自動車道に入ります。
  • 中央自動車道を西へ進み、河口湖インターチェンジで下ります。
  • 国道139号線を南へ進み、国道138号線に入ります。
  • 国道138号線を西へ進み、県道717号線に入ります。
  • 県道717号線を南へ進み、忍野八海入口バス停付近で右折します。
  • 忍草地区を通り抜けて忍野八海に到着します。

この経路では、約150キロメートル、約3時間程度かかります。途中、中央自動車道では富士山や甲府盆地の景色を楽しめますし、国道138号線では河口湖や山中湖などの富士五湖を眺めることができます。また、県道717号線では杓子山や石割山などの富士山周辺の山々や田園風景が広がります。忍草地区では古い民家や神社などが点在し、日本らしい風情を感じることができます。

忍野八海の見どころ

忍野八海に到着したら、まずは8つの湧水池を巡ってみましょう。それぞれの池には特徴や伝説があり、水の色や形も異なります。池の中には鯉や水草が見られますし、池の周りには柳や菖蒲などの植物が生い茂ります。池の水はとても冷たく、飲むこともできます。特に湧池では、水源から直接水を汲むことができます。忍野八海の水は、美肌や健康に良いと言われていますので、ぜひ試してみてください。

湧池

忍野八海の中でも最も有名な池は、湧池です。湧池は、忍野八海の中で最も水量が多く、最も透明度が高い池です。湧池の水面には富士山が映り込みますし、池の底まで見通すことができます。湧池の周りには、古い農家や水車などがあり、昔ながらの風景を楽しむことができます。湧池は、忍野八海のシンボルとして多くの観光客に人気です。

出口池

忍野八海の中で最も大きな池は、出口池です。出口池は、忍野八海の入口から少し離れた場所にありますが、その分静かで落ち着いた雰囲気があります。出口池のほとりには、小さな神社や鳥居があり、神秘的な印象を与えます。出口池は、富士山信仰の霊場として古くから崇められており、富士道者や花嫁修業などに関する伝説が残っています。

お盆池

忍野八海の中で最も小さな池は、お釜池です。お釜池は、小さいながらも深さが4メートルもあります。お釜池の水は青く澄んでおり、幻想的な美しさを魅せます。お釜池は、縁結びのご利益があると言われていますが、かつて花嫁が身投げしたという悲しい伝説もあります。

忍野八海では、8つの湧水池以外にも楽しめるスポットがあります。例えば、榛の木林資料館では、古い農家や農具や武具などを展示しています。また、東円寺や浅間神社などの歴史的な建造物も見ることができます。さらに、忍野八海周辺には多くのお土産屋や食事処があります。地元の特産品や名物料理を味わうことができます。特におすすめなのは、富士山麓豆腐や忍草そばなどです。

忍野八海のバイク駐車場

忍野八海では、バイクを駐車することができる場所がいくつかあります。以下に紹介します。

  • オサダ駐車場:忍野八海入口から徒歩3分の場所にある駐車場です。バイク・自転車は100円で駐車できます。天然井戸水を無料で提供しています。
  • 忍野八海駐車場:忍野八海の中心部にある駐車場です。バイク・自転車は無料で駐車できます。忍野八海の各池に近く、便利です。
  • 忍野八海観光センター駐車場:忍野八海の南側にある駐車場です。バイク・自転車は無料で駐車できます。忍野八海観光センターでは、忍野八海の歴史や文化に関する展示や映像を見ることができます。
  • 忍野村役場駐車場:忍野八海から少し離れた場所にある駐車場です。バイク・自転車は無料で駐車できます。忍野村役場では、忍野村の観光案内や地図などを入手できます。

私が忍野八海へ訪問したときは「オサダ駐車場」さんへバイクを停めさせていただきました。

忍野八海 営業時間

忍野八海の営業時間は24時間で入場料などはかかりません。近隣の駐車場の料金は有料となります。

忍野八海の散策動画

雰囲気が伝わればと思い忍野八海の散策動画を作りました。

良ければ旅のご参考までにご覧いただければ嬉しいです。

忍野八海近辺のツーリング情報 旅の寄り道

忍野八海から比較的近いツーリング情報は次に紹介する記事に情報を記載しました。
皆様のツーリングプランや気になるスポットの情報があれば参考にしてもらえたらうれしいです。

まとめ

今回は、ハーレー スポーツグライド(FLSB)で忍野八海にツーリングしてきました。忍野八海は、富士山の雪解け水が作り出す美しい湧水池で、富士山信仰の霊場でもあります。8つの湧水池を巡るだけでなく、古い農家や神社などの歴史的な建造物や、地元の特産品や名物料理なども楽しめます。バイクで行く場合は、いくつかのバイク駐車場がありますので、利用してみてください。忍野八海は、日本の自然と文化を感じられる素晴らしいスポットです。ぜひ一度訪れてみてください。